チョコレートは身体に良い食材?

チョコレートは古来から、身体に良く、いろいろな効能があるとして重宝されていました。当時はカカオをすり潰したものに、とうもろこしの粉を加えたり、 様々なスパイスで香りづけをするなどしてあり、とても高価なものだったそうです。現在では、美味しく、食べやすくする為に砂糖がふんだんに使われているチョコレートではありますが、本来のチョコレートは違います。特にカカオの配合量が70%以上のものは健康やダイエット効果が高いため、改めて注目をあびているんです。

食前がオススメ!チョコレートで血糖値を上げる!

チョコレートは、カカオ果実の種子であるカカオ豆からできて、これを発酵・乾燥させたものをローストし、 すりつぶしてペースト状にしたカカオマスと、 カカオマスから搾り取ったカカオバターがチョコレートの主な原料になります。この原料は主に糖分と脂肪分でできているため、食べると一気に血糖値があがるそうですが、ダイエットと上手く付き合っていく為にはこの血糖値が大事なポイントになります。

人はお腹が空くと血糖値がさがり、お腹が空いたという信号を脳に送ります。無理な食事制限などして、深夜に我慢できず食べてしまうというのは経験がある方もいるかと思いますが、これは血糖値が極限まで下がってしまっていて、食べ物のことで頭がいっぱいになってしまからだそうです。いくら痩せたいと思っていても、人間の原理に逆らうことは出来ません。
ですが、逆に血糖値が上がると、脳の満腹中枢が刺激され、満腹感がやってくるそうです。

チョコレートを食べ、この血糖値を上昇させることで、脳の満腹中枢を刺激して、食事量を抑えることができればダイエットに効果的。ここでポイントなのは、チョコレートは食事20分前に食べることです。食前にチョコレートを食べることにより、早めに満腹中枢を刺激し、食事の摂取量を抑えることが出来るんです。

チョコレートは美肌にも効果的!

チョコレートを食べるとニキビができるって思っている方いませんか?実はニキビができる原因はミルクや砂糖の糖分によるもので、チョコレートは自体は関係ないそうです。

むしろ、ビターチョコレートには逆に美肌効果があります。チョコレートに含まれるポリフェノールには肌の老化を引き起こす活性酸素を取り除いてくれる効果があります。また、ストレスを緩和させる作用もあることから、アンチエイジングが期待されています。チョコレートには自律神経 を整えてくれる効果もあるため、ストレスでお肌の調子や体調が優れないということもなくなるそうです。

食べ過ぎは禁物!目安は50グラム!

ただ、もちろん食べ過ぎは注意です。ミルクチョコレートの場合、カロリーはミルクや砂糖に含まれる糖分が多く占めていますが、ビターチョコレートはカカオバターなどのカカオ成分によるカロリーです。このカカオバターの脂肪分は吸収率が低く体脂肪になりにくいため注意が必要なんです。

この脂肪分はステアリン酸とオレイン酸という成分でできていて血中の悪玉コレステロール値が上がらない脂肪分ですが、そもそもチョコレート自体が脂質の高い食品です。高カカオチョコレートは普通のチョコレートの1.2倍〜1.5倍の脂質を含むものので、当然、食べ過ぎれば太ってしまいます。1日50g程度を目安に、摂取量を守りましょう。

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