話題の「サバ缶」の人気の秘密とは、、、

最近「サバ缶」ことサバの水煮缶が話題になっていますね。サバは青魚の王様と言われ、他の魚をしのぐ豊富なEPAとDHAが含まれています。EPAは人の体ではつくられにくいとされている栄養素ですので、積極的に摂取したい栄養素です。とはいえ、毎日サバを食べるのは難しいですよね。そんな時は「サバ缶」の出番です。簡単に手に入り、すぐに食べることが出来ます。しかも、生のサバより栄養素が高いって知ってました?これが今、「サバ缶」が話題になっている秘密なんです。

血管、血液の健康維持に!

年齢とともに血管は衰えて、徐々に本来の弾力性が失われていきます。血管の弾力性が失われると、塩分高めな食生活でドロドロになった血液が目詰まりを起こしてしまう可能性があります。この症状は、動脈硬化や血栓など血管病と呼ばれますが、年齢とともにそのリスクがどんどん高まっていくという点も見逃せません。

青魚の油にはEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)が必ず含まれていて、血管、血液の健康維持に重要な役割を果たしていることが解っています。血管の老化を予防してくれたり、血液をサラサラにしてくれる効果で血管病を予防してくる働きがあります。EPA、DHAは人の体ではほとんどつくられない栄養素です。それでいて血管、血液の健康維持には必要不可欠な役割を果たしているという点においても、意識的に摂取しなければならないということになります。このEPA、DHAが「サバ缶」には豊富に含まれているんです。

老化予防、しみやそばかす対策に!

サバにはビタミンB2やビタミンEといった、肌に働きかけてくれるビタミンも豊富に含まれて、魚の中ではトップクラスです。ビタミンB2は新陳代謝を高め、肌のターンオーバーを正常に保ってくれる働きがあります。ビタミンEは肌表面よりも下に存在する真皮の主要成分であるコラーゲンを生成してくれています。シミやそばかすの原因は、肌の生まれ変わりサイクル(ターンオーバー)の乱れが原因であることも多く、これらのビタミンが足りていない可能性も考えられます。

いずれのビタミンも水溶性で尿として排出されてしまうという特徴を持っていて、体に貯めておくことが出来ませんので、積極的に摂取する必要があります。ビタミンの推奨される一日の摂取量は、成人の男女で約1mg~1.6mgと言われ、「サバ缶」に100mgに含まれるのは約0.4mgほどですので、サバ、もしくはサバの水煮缶だけで推奨摂取量は補えないようです。ですが食事として相性の良い、同じくビタミンB2を多く含む納豆や海苔、卵などと合わせて食べることによって、目安の摂取量は割と簡単にクリアできます。

余分な脂質が少ない!

「サバ缶」が肥満対策にも効果が期待できるんです。青魚に含まれるEPA、DHAには、善玉コレステロールを増やしてくれる働きもあるんです。善玉コレステロールは血管の余分な中性脂肪や悪玉コレステロールを肝臓に運んで体外に排出してくれるんですね。そして、「サバ缶」は脂が少ないというのも大きなメリットです!

ちなみに「サバ缶」には水煮缶の他に、よく知られた味噌煮缶、そしてオリーブオイル漬けになったオイル漬け缶があります。オイル漬けはどうしてもカロリーが高め、脂も高めになってしまいますので、肥満が気になる方は余分な脂の少ない水煮缶を購入するようにしましょう。

また、いくらEPAやDHAの働きがすごいからと言って、許容を上回る食生活をしていてはせっかくのサバ缶健康効果も薄れてしまいますので注意しましょう。

記憶力の維持や向上に!

人は年齢を重ねると脳が萎縮して、徐々に記憶力が低下していきますが、これにDHAが効果を発揮します。DHAは脳の新しい記憶をつかさどる海馬という部分に多く存在していて、記憶力に関係しているんです。

脳内で新しい記憶を伝達するための神経細胞を補助するのが、DHAの役割です。DHAもEPA同じく、体内ではほぼつくられない栄養素なので、意識して毎日摂取することが大切です。

強い骨を作る!

「サバ缶」は、生のまま缶に詰められ、大型の圧力釜で高温で熱処理されているため、骨も柔らかく小さな子どもからお年寄りまで気にせずに食べれます。これは生のサバにはない大きなメリットと言えます。骨には多量のカルシウムが含まれていて、骨の密度低下を引き起こす骨粗しょう症の予防にもなります。

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