世の中には数えられないくらいの色で溢れています。
何気なく見ている景色・広告の色が心理的に影響を与えるとも言われています。

細かいことは知らなくても「この色は派手だな」とか「殺風景な感じがする」など、色を見て何かしら印象を持ちますよね。人によってそれぞれ好きな色や嫌いな色があるのも、色が人の心理に何らかのイメージを与えているからです。

一言に色といっても様々な色があるので、【赤色・青色】色の代表とも言えるこの2色の効果を調べてみました。

赤色がもたらす心理効果

数ある色の中でも赤色は一番鮮明に人間の記憶に残ると言われています。
赤という色には人間の心と脳を強く刺激し、欲望をかき立てる魔力が秘められているのです。
人間にとってもっとも大切なものと多く結びついています。血液、太陽、炎、
人間が生きる為にはどれも重要なものですよね。

また、赤、緑、青のそれぞれに反応する視細胞も、赤色に反応する細胞数が最も多いそうです。
赤色というのは、遠くからよく目立ち、人の目を惹き付ける要素があり、人を興奮状態にさせます。よくよく思い出すと、バーゲンなどの広告によく赤色が使われていますね。あれも心理的に興奮状態にさせたり、目を惹きつける為に使っているんでしょう。

ある業界では、赤保留や赤カットインなど期待値を上げる色として赤も使用しているようです。

注目を浴びたい時や気持ちを高めたい時に赤色の服を着ていくのありですね。

青色がもたらす心理効果

青は広い空や海を連想させ、どこまでも広がる自由さや寛容さ・静かで理知的な印象を与える色です。
世界中で一番好まれる色は青色だと言われるほどで、特にヨーロッパでは国旗にも青が多く使用しされ、ロイヤルブルーが王室の象徴的な色とされています。
血圧や脈拍・体温を下げる効果があり、客観的で理性的な状態を象徴する色です。

青色の心理効果としては、
・強い信頼感を与える
・血圧、体温、脈拍を下げる効果がある
・食欲を抑える
・知的で誠実な印象を与える
・気持ちを鎮静させ、冷静になれる

というものがあります。
相手に与える印象は別として、自身に与える影響としては、概ね落ち着かせる効果があるようですね。

ある業界では、青保留・青カットインなど期待値が低い色として青色を用いるようです。
ただ逆に青色をめちゃくちゃレアな色にしているのもあるそうです。

今日は冷静にいきたい。そんな時は青色の服を着てみてはいかかでしょうか。

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中山葵

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