長いオフシーズンが終わり、今月ついにNBAの新シーズン開幕です!
オフシーズンもなにかと話題豊富だったNBA。
オフシーズンも色々ありました。
レナードの移籍劇を簡単にまとめていきます。

NBA屈指のプレイヤー、カワイ・レナードのトレード要求

オフェンスもディフェンスも一級品。
そんな選手をツーウェイプレイヤーと言われますが、カワイ・レナードは現役最高のツーウェイプレイヤーではないでしょうか。
ルーキーイヤーとなる2011-12シーズンから、サンアントニオ・スパーズに在籍し、NBAチャンピオン・ファイナルMVPなど獲得し、ティム・ダンカン引退後からはチームの顔であり、レナードのチームとなっていましたが、昨シーズンは右大腿四頭筋の怪我により、開幕から欠場が続き、12月12日に復帰するも、再度怪我で欠場となり、わずか8試合の出場のみのシーズンとなりました。

この欠場中から、レナードとチームの関係が悪くなっている、トレード要求しているなどの噂レベルでの報道が凄いありましたが、6月16日に複数メディアが、レナードがスパーズに対し、2018-19シーズン開幕までにトレードを要求したと報じられ、その後のヘッドコーチとの面談でも引き止めれることが出来ず、レナード退団が確実となりました。

希望はロサンゼルス・レイカーズ

レナードのトレード希望先はロサンゼルス・レイカーズと報じられました。
よくトレードを求める選手の希望するチームが報じられますが、これってどうなんでしょうかね。

それはさておき、これと似たようなことが昨シーズンのポール・ジョージもありました。
シーズン終わったらFAになる。再契約はしない。レイカーズに行きたい。
ジョージの場合はトレードを要求したわけではなく、チームが出ていかれるならトレードってことですが。(実際これ言われたらトレード要求してると同じ事かもしれませんが)

レナードも新シーズン終了後に、プレイヤーオプション行使すればFAになれる契約。
ジョージと同じトレード先のチームにいるのは1年だけというリスクのある選手です。(ジョージはサンダーと再契約しましたが。)
スパーズはどことトレードをまとめるのか。ウェスタンのチームには相当良い条件ではない限り出さないだろうと予想していました。

ラプターズのデローザンとトレード成立

7月18日スパーズからトレード成立発表。
スパーズはラプターズに、レナードとダニー・グリーン。
ラプターズはデローザンとヤコブ・ポートル。プロテクトありの2019年ドラフト1巡目指名権をスパーズへ。

ラプターズはルーキー時代から9年在籍した、生え抜きエースのデローザンをスパーズ放出。
チームとしての力は頭打ち気味であったので、変化を求めて1年で移籍する可能性のあるレナード獲得に踏み切った形でしょうか。
チームを向上させる為のエースや主力のトレードは仕方ないと思いますが、デローザン本人にトレードは無いと言っていたらしいので、これはどうなんどろうか思ってしまいます。
特にデローザンはチームに対して忠誠心の高い選手でしたので。
私がラプターズファンだったとして、戦力的な事を考えず、感情だけで言えば、悲しいの一言だったと思います。

レナード獲得の賭けにでたラプターズ。

難しい案件のレナードのトレードとしては、オールスターのデローザンに若手とドラフト指名権を獲得できたスパーズ。

1年で移籍されるリスクがあってもレナードを獲得して戦力アップに賭けたラプターズ。

どちらにとって有意義なトレードとだったのかわかるのはシーズン終了後ですね。

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