長いオフシーズンが終わり、今月ついにNBAの新シーズン開幕です!
オフシーズンもなにかと話題豊富だったNBA。
その動きをまとめていきます。

カーメロ・アンソニーはOKCで機能せず

昨シーズン、オクラホマシティ・サンダーに移籍したカーメロ・アンソニー。
ウェストブルックとポール・ジョージの3人でビッグ3形成し夢のあるチームが完成しましたが、蓋を開けてみれば、チームはプレイオフ1stラウンド敗退。
カーメロ自身の成績も、キャリア最低の1試合平均16.2得点。
フィールドゴールパーセンテージと平均出場時間もキャリア最低の40.4%と32.1分と、明らかに機能しておらず、プレイオフでもベンチにいる時間はシーズンより多かったです。

ベンチスタートは受け入れない

「僕は自分がそういうタイプの選手として効果的だと思わない。」
ESPNでそう答えたアンソニー。
もちろんこの発言だけではなく、
「キャリアを通じて今のプレイスタイルを築き、そのプレイで今の自分になった」と言いつつも、チームメイトのスター選手たちからスポットライトを奪うつもりはないとも述べていたり、
「僕たちがつくり上げようとしているプレイをするための最善策を見つけることが大切だ。 ラッセル(ウェストブルック)やポール(ジョージ)、そして僕自身から何かを取り除くことが問題じゃない」
「僕らみんなでどういうプレイをするのか、どんなスタイルにするのか、 最も効果的なやり方は何かを見出さなければいけないと思う。」

などと、チームをより良くしていこうという姿勢は伺えましたが、約30億の年俸のアンソニーの去就はチームの悩みどころだったと思います。
そしてFA解禁日に移籍濃厚と思われたポール・ジョージと再契約できたところで、チームとしてアンソニーの放出は固まったのではないでしょうか。

ホークスにトレード後、契約解除しロケッツ移籍

7/20にサンダー・ホーク・シクサーズの3チーム間でのトレード発表
サンダーは、カーメロ ・アンソニーと保護条件付きの2022年のドラフト1巡目指名権をホークスへ。
ホークスはデニス・シュルーダーをサンダーへ。マイク・マスカーラをシクサーズへ。
シクサーズはティモテイ・ルワウ・キャバロをサンダーへ。ジャスティン・アンダーソンをホークスへ。

これでサンダーから放出となったカーメロ は、ホークスへバイアウトを申し出て、2790万ドル年俸のうち240万ドルを返納する形でバイアウト合意し完全FAへ。
そして、8月13日にヒュートン・ロケッツから、カーメロ・アンソニーとの契約を発表。

ロケッツでフィットするか。

ウォリアーズ相手にカンファレンス・ファイナルで3勝4敗と、ファイナルまであと1勝に迫ったロケッツに移籍となりましたが、ここでの役割も昨シーズンのサンダー同様、第3オプションになると思います。
ハーデンとポールが軸のチームにどう溶け込んでいくのか。
チームスタイルは違えど、サンダーで第3オプションとしてフィットしなかった点を見ているので、希望より不安の方が勝ります。

間違いなく殿堂入りする名プレイヤーなだけに、昨年のような姿は見たくないので、ロケッツで活躍してほしいです。

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