流通や養殖技術の発達で、1年中美味しい魚が食べれるようにはなりましたが、やっぱり天然もので旬のお魚は、格別に美味しいですよね。
ということで、涼しくなってきて、秋を感じだしたこの季節が旬な魚を2匹紹介していきます。

秋魚の王道はやっぱりサンマ!

『秋刀魚』
漢字に秋という字を使うぐらい、秋の魚の王道ですね。
サンマに含まれる栄養素や体への影響はこちらです。

<ビタミン類>
肌の健康維持に欠かせないビタミンAやビタミンE・ナイアシンなどのビタミン類がバランスよく含まれており、特に秋刀魚は魚の中でもビタミンB12の含有量が多いと言われています。ビタミンB12は造血作用があることから、生理によって貧血になりがちな月経期に大変おすすめの栄養素です。

<タウリン>
タウリンには疲労回復をサポートする働きがあります。

<DHA・EPA>
秋刀魚に含まれる必須脂肪酸の一種「DHA」・「EPA」には血液をサラサラにし、代謝を高める働きがあるほか、脳の細胞を活性化する効果が期待できます。

塩焼き・味噌煮が絶品の鯖!

個人的に大好きな鯖も秋が旬です。
旬は10〜12月と言われているので、秋から冬の始まりまでが旬と言えそうです。
鯖に含まれる栄養素や体への影響はこちらです。

DHA(ドコサヘキサエン酸)
必須脂肪酸のひとつであるDHAは、脳や神経組織の発育・機能維持に不可欠の栄養素です。体内では作ることができないので、食べ物などで摂取する必要があります。サプリメントでDHAの名前を見たことがある人もいるのではないでしょうか?脳神経細胞の成長を促進させる働きを持っていて、アルツハイマーの予防や記憶力向上など、その効果は非常に重要です。

また、神経伝達物質のセロトニンを増加させる効果も確認されていて、セロトニン不足による鬱(うつ)の予防と改善にもDHAが有効と言われています。DHAの効果はこれだけに留まりません。最近では、花粉症や視力低下への効果も報告をされていて、ぜひ積極的に摂りたい成分のひとつとなっています。
EPA(エイコサペンタエン酸)
EPAには血をサラサラにする効果と、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効果とがあります。EPAもDHAと同じで、体のなかで作ることができません。食べ物から摂るようにしましょう。血液の循環を良くし血管が柔らかくなるので、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を予防する働きを持ちます。

そのほか、アトピー性皮ふ炎や花粉症、気管支ぜんそくなどのアレルギーの改善にも効果があるとされています。こちらも積極的に摂ることがすすめられる栄養素でしょう。
その他の栄養素
DHAとEPAに注目が集まりがちですが、さばが持つ他にも栄養素も忘れてはいけません。糖や脂質の代謝を促進して、疲労回復効果があるビタミンB群や、カルシウムの吸収を良くして骨粗しょう症の予防にも効果があるビタミンDなど、健康や若さを保つのに不可欠な成分が多く含まれています。

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