ダイエットといえば代謝。その代謝とは
ダイエットといえば、まず代謝をあげましょうと言われる事が多い。
そもそも代謝とはどういった意味で、体にとってどう影響するのでしょうか。
代謝の意味
「代謝」とは外部から取り入れたエネルギーや栄養素が体内で利用されたり、消費されたりすることをいいます。
いわゆる代謝が活発的であると、脂肪燃焼に繋がっていくとされています。
代謝には、大別すると「身体を合成する代謝(同化作用)」と「エネルギーとして使われる代謝(異化作用)」の2つがあります。
「身体を合成する代謝(同化作用)」とは、摂取した食物などを体内で分解して栄養素とし、それを各組織に送って、脳や内臓、血液、筋肉、皮膚、髪、体脂肪などを作る作用のことです。
私たちの身体は約60兆個の細胞からできており、1秒間に500万、1日では約5000億個の細胞が新しく生まれ変わっていると言われています。このような、いわゆる新陳代謝は、「身体を合成する代謝(同化作用)」の1つです。
また、ダイエットの天敵である「体脂肪を蓄える」という現象も、「体脂肪という身体の一部を合成する」という意味で、身体を合成する代謝(同化作用)に含まれます。
ダイエットや美容、健康の観点からすると、新陳代謝はより活性化しつつ、体脂肪の合成は抑えることが重要になります。
「エネルギーとして消費する代謝(異化作用)」とは、同化作用とは逆に、脳や内臓、筋肉など身体を動かしたり、体温を保ったりするためにエネルギーを利用することをいいます。
ダイエットというと、こちらの消費する代謝(異化作用)の方に重点がおかれることが多いと思います。
この「エネルギーとして消費する代謝(異化作用)」は、さらに大きく以下の3つに分けられます。
代謝にも種類がある
消費系の代謝は、大きく分けると「基礎代謝」「生活活動代謝」「DIT(食事誘導性体熱産生)」の3種類があり、一般的な生活によるそれぞれの代謝のエネルギー消費の比率は以下の通りです。
消費エネルギー = 基礎代謝(70%)+生活活動代謝(20%)+DIT(10%)
例えば、1日2000kcal消費する人であれば、1400kcalが基礎代謝、400kcalが生活活動代謝、200kcalがDIT(食事誘発性熱産生)によって消費されます。
・基礎代謝(消費系代謝の70%)
安静にしていても使用されるエネルギーの事を言います。呼吸したり、内臓を動かしたり、体温を調節したりする生命維持のための活動に使われます。睡眠中は、この基礎代謝が約10%下がるとされています。
・生活活動代謝(消費系代謝の20%)
日常生活で動いたり、運動をしたりなど、体を動かすときに使われるエネルギーです。活動する強度や時間によって変わりますが、消費エネルギーの20%程度を占めると言われています。
・DIT(食事誘導性体熱産生)
食事を摂ると、消化吸収の過程で一部が熱となって消費されます。そのため、食事をした後は安静にしていても代謝量が増えます。
DITによる消費エネルギーは、糖質が6%、脂質が4%、タンパク質が30%で、蛋白質が最も多くなります。
つまり、それぞれ100kcalの糖質、脂質、タンパク質を摂取した場合、糖質は6kcal、脂質は4kcal、タンパク質は30kcalをDITによって消費します。
基礎代謝を高めよう
では代謝を効率良く高める為にはどうすれば良いか?
それは先ほど述べたように、消費エネルギーの比率が大きいのが基礎代謝が70%を占めています。なので基礎代謝を上げる事が効率の良い代謝活動を高め、ダイエット効率を高めてくれるのです。
そして基礎代謝を高めるに重要なところが肝臓なのです!
肝臓は基礎代謝の内訳で27%を占め、筋肉や内臓の中で一番の比率を占めるので、いかに肝臓機能を高めるかが重要になります。
なのでオルニチンやクルクミンといった肝臓機能を高め、解毒作用のある成分を摂ると良いでしょう。
そして肝臓をはじめ、内臓を活性化することも大事になりますので、毎日三食食事を取ったり野菜をしっかり食べるなど、全体的にバランスのとれた食事をとることも重要になります 。
関連するまとめ
スポーツ全般大好きです。
球技は特に大好きで、バスケをよく観戦しています。
今までスポーツは観る専門でしたが、これからは色んなスポーツをやっていきたいと思っています。
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