野球.・サッカー・バスケットボールにラグビー。
どの競技にもその種目を表す競技名があります。
そんな競技名・種目名が変わった競技も稀にあります。
どういった理由で競技名を変更されたのでしょうか。

競艇からボートレースへ

ボートレースは、競輪・競馬・オートレースと並ぶ公営競技の1つです。
水上の格闘技ともいわれ、ボートの最高速度は時速70キロ前後ですが、水面スレスレを走るので、体感速度は120キロだと言われています。
歴史は古く1952年(昭和27年)に日本で誕生しています。

半世紀以上続いた競艇ですが、2010年度(平成22年度)から呼称を「競艇」から「BOAT RACE(ボートレース)」に変更されました。
また、ボートレースに変更したことで競艇場・競艇選手もそれぞれ、ボートレース場・ボートレーサーへと呼び方を変更になりました。

変更した理由としては、元々世紀以上にわたり「競艇」「モーターボート競走」「ボートレース」といった、さまざまな呼び方でファンに親しまれてきましたが、さらなる発展を目指すために、視覚的に伝えることの重要性から「VI(ビジュアル・アイデンティティ)」を導入することにしたことが挙げられています。
そして名称変更によって、若年層にも好感を持たれ、子どもから大人まで容易にイメージが湧く「BOAT RACE」の普及、定着を図り、国際社会でも通用する競技、レジャー産業への発展を目指すとされています。

若年層の様々な〇〇離れが話題になりますが、少しでも若年層に興味を持ってもらういたいというのが、変更理由の一つみたいです。
ボートレースになってからはCMにも有名芸能人を採用したり親近感を持ってもらう為に色々していますね。

私と競艇の関係は、モンキーターンを全巻読んだくらいです。

シンクロナイズド・スイミングからアーティスティックスイミングへ変更

日本でもオリンピックの時には注目を浴び、親しみにある競技の一つだったシンクロナイズドスイミング、通称シンクロですね。
オリンピックでもメダル獲得してきた競技です。

そのシンクロナイズドスイミングからアーティスティックスイミングに、2017年7月のFINA総会で競技名の変更が決定されました。

ロイターによると、FINA幹部の説明として、メディアや国際オリンピック委員会(IOC)から、同調性のみならず非常に芸術的な側面も強調するべきだという指摘があったという。
署名サイト「change.org」で1万1000人を超す反対意見を集めるなど、反対の動きも根強かったが、最終的にFINAの方針通りの結果になったようです。

2020年の東京オリンピックでは、シンクロではなく、アーティストスイミングとして行われる初にオリンピックになりますね。

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