食物繊維が豊富

さつまいもには第6の栄養素と呼ばれる食物繊維が豊富に含まれています。
どれくらい食物繊維が含まれているかというと、100gあたり3.0g(生、皮つき)です。他のいも類と比較しても豊富な含有量を誇ります。やまといもとほぼ同等、じゃがいもやヤーコンと比較すると約3倍の含有量になっています。
蒸した場合は含有量は変わります(通常は増えます)が、それでもじゃがいもの約2倍の含有量を誇ります。やはりさつまいもは、食物繊維を多く含む食材です。
ちなみに、さつまいもには不溶性食物繊維のセルロースという栄養が多く含まれています。セルロースは腸を刺激し、便通を促進、便秘を解消する効果が期待できます。また、腸をきれいにするため、大腸がんの予防も期待されています。

美肌効果

さつまいもには多くの「ビタミンC」が含まれています。ビタミンCにはシミやそばかすの原因となるメラニン色素を取り除いてくれる働きがあるので、美肌効果に大きな期待がされています。
また、ビタミンCにはコラーゲンの生成を助ける働きがあるため、ふっくらみずみずしいお肌や、シワのないお肌を目指すには欠かせない栄養素と言えます。
ビタミンCは水溶性で水に溶けやすく、熱に弱いという特徴を持っていますが、さつまいもの代表的な食べ方の一つ「焼き芋」は水を使いませんし、さつまいもに含まれるデンプンがビタミンCを守ってくれるので、大きく損なわれることはありません。
また、さつまいもには若返りビタミンと呼ばれる「ビタミンB1」や、強い抗酸化作用を持つ「ビタミンE」も含まれているので、双方向からも美肌効果が期待できるそうです。

むくみ予防

サツマイモはミネラルの中でカリウムを100gあたり470mgと多く含んでいます。カリウムは体内の塩分(ナトリウム)量を調節する働き、ナトリウム濃度を調整するために蓄積された水分の排泄を促す働きがあり、むくみの改善や高血圧予防に取り入れられています。
むくみや便秘の改善もスタイル維持に役立ちますが、加えて食物繊維+ヤラピンの働きで腸内フローラが改善されることで基礎代謝向上にも効果が期待できます。そのほかにもサツマイモは代謝に関わるビタミンB群やミネラルが豊富に含まれていますから、こちらからも代謝低下防止・代謝向上による太りにくい体質作りをサポートしてくれます。

関連するまとめ

糖分を摂り過ぎると身体に悪いのはなぜ?

身体に必要な栄養素である糖分ですが、ちろん過剰摂取は危険なんです。

春におすすめ!アサリの効果が凄い!?

アサリと言えば春の潮干狩りですよね。 そのアサリの効果が凄いらしいので紹介します。

ヨーグルトを食べると花粉症予防? 腸内菌種が増えると免疫力が上がる!

アンファー株式会社は、菌種が多く含まれるヨーグルトを食べると腸内フローラの多様性(腸内細菌の菌の種類の数)が…

関連するキーワード

S
S