部屋の観葉植物を見て、ふっと心がゆるむことがあります。
たとえば、疲れて帰宅した日。
植物の緑は目にやさしく、人の心をなごませます。グリーンは暮らしにうるおいを与えてくれる存在です。

観葉植物のリラックス効果

観葉植物の緑色の波長は網膜への負担が少なく、視覚疲労の緩和に効果的です。さらに、精神安定状態を示すアルファ波が増大。筋肉の緊張がほぐれ血圧や心拍数が減少し、リラックス状態へと誘います。

観葉植物が持つ空気浄化効果やうるおい効果、お部屋の演出効果などと組み合わせれば、相乗作用による高い癒し効果をもたらすことでしょう。

観葉植物の空気洗浄効果

植物の持つ空気洗浄効果は高い注目を集めており、アメリカの航空宇宙局・NASAでも研究が進められてきました。

地球上ではなぜ、きれいな空気の環境が維持され続けているのかという疑問に対して、最終的に出された結論が、植物の持つ「光合成」と「洗浄効果」だったのです。

人間を含む動物は酸素を吸収して二酸化炭素を吐き出しますが、植物は光合成を行うことで二酸化炭素を分解して酸素を生み出すこともできます。

また、植物が発生させている「フィトケミカル」という化学物質には高い空気洗浄効果があることが、密閉された空間における実験でも認められました。

フィトケミカルには空気の洗浄以外にも、老化や様々な病気の原因とされている酸化を防ぐ抗酸化作用や高い免疫を持っています。

ワインに含まれているポリフェノールやお茶のカテキンなども、このフィトケミカルのひとつだとされています。

動物とは違い、その場を移動することができない植物は、害虫や厳しい環境から自分の身を守るためにこのような能力を持つように進化してきたのです。

フィトケミカルの洗浄効果によって空気中の有毒ガスを吸収、分解されるため、観葉植物のように室内に植物を置くことは、人間にとっても疲れにくい理想的な環境をつくり出す効果があるのです。

部屋にあればおしゃれ感を演出

観葉植物は癒し効果だけでなく、インテリアとしても活躍してくれます。

観葉植物に間接照明を当ててみると、さらに室内の雰囲気がガラリと変わり、気分もリフレッシュできます。
さらに隠したい場所の前に大型の観葉植物を配置すると、違和感なく目隠しができます。

癒し効果だけではなく、おしゃれを演出してくれる観葉植物をお部屋に置いてみませんか。

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