はじめに

みなさんは普段豚肉などを食べることがあると思いますが、どんな種類の食用の豚がいるかご存知でしょうか?聞いたことのある品種や、初めて聞いた品種などがあるかと思います。
今回はそんな豚肉の品種について少しながら紹介したいと思います。

ヨークシャー種

ヨークシャー種はイギリスのヨークシャー原産のブタである。19世紀に「大ヨークシャー種」と「小ヨークシャー種」などの交配によって創出されました。初出は1852年、品種登録は1884年、血統書が創設されたのは1885年です。外観的特徴は、中型で、皮膚と被毛は白色。メスは200kg、オスは250-280kgになる。体型は長方形で、胸は広く、胴は幅と厚みがあり、典型的なポークタイプである。顔は短くて小さく、鼻がしゃくれて上を向いている。耳は薄く、やや前方に傾いています。

バークシャー種

イングランド南東部のバークシャーを原産とする品種。外観的特徴としては中型であり、被毛は黒色。鼻や四肢の先端など六箇所に白いまだら模様があることから六白豚と呼ばれることもあります。
日本では鹿児島地方で多く飼育されており、かごしま黒豚の名前で知られています。

ランドレース種

ランドレース種は、もともとデンマークのランドレース種が基盤となった品種です。
被毛は白色ですが、色々な交配を繰り返している豚もいて、ピンクっぽい見た目をしている豚もいます。
大人の成豚となる頃には、オスの場合で330キロほど、メスの場合でも270キロほどまでなるんです。
バークシャー種よりも、一回りも二回りも大きいサイズです。
逆に言うと体が大きいので、それだけ食べられる量も多く、市販には格安で流通しているというわけです。

デュロック種

アメリカ合衆国ニューヨーク州を原産とする赤色の豚(デュロックと呼ばれていた)に、ニュージャージー州を原産とするのジャージーレッド種(Jersey Red)とを交雑し作出された品種です。
デュロック種が好まれているのは、筋肉内脂肪量が多いというだけではありません。
もともと含まれている水分量と保水力が高いという性質もあります。
それゆえ、トンカツなどで揚げれば、旨味をしっかりと肉の中に閉じ込めてくれるというわけです。

ハンプシャー種

イギリスのハンプシャー州を原産とするウェセックス・サドルバック種がアメリカ合衆国に輸入され、ケンタッキー州、マサチューセッツ州で改良を加えられました。
体色は黒。背から前肢にかけて幅10センチメートルから30センチメートルほどの帯状の白斑があり、原種であるウェセックス・サドルバック種に由来しています。産子数はやや少なめではあるが、哺育能力には優れています。脂肪分が薄く、筋肉量が多いため、赤肉やロースに適しています。

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