芋栗豆と乳酸発酵がテーマ

日本の食文化を五感で体感出来るゾーン「自遊庵」は、9月上旬から9月中旬までは、視覚と味覚で秋を愉しめる「芋栗豆」、9月中旬から10月上旬までは暑い夏を乗り切った体をいたわる「乳酸発酵」をテーマにしたメニューを提供するそうです。その内容をご紹介します。

視覚と味覚で秋を愉しむ“大人のお月見”「芋栗豆」

中秋の名月とは旧暦8月15日の満月を指し、今年は9月24日となります。この時期は里芋、さつま芋、栗、小豆などの収穫があり、自然に感謝する月見の行事が行われました。今回の自遊庵は、芋、栗、豆をふんだんに使った“大人のお月見”をイメージした料理で、旬の食材で季節を感じ、視覚と味覚で秋を愉しめます。

今回の注目メニュー「牛蒡の擦り流しで食べる鶏肉と根菜の煮物」は鶏肉をれんこん、長芋、里芋、舞茸と共に煮物に仕上げました。牛蒡の風味を活かした擦り流しの中に栗が浮かぶ、月夜をイメージした一品とのこと。根菜のしゃきしゃきした食感と絹豆腐の柔らかい食感が愉しめます。

暑い夏を乗り切った体をいたわる「乳酸発酵」

日本では世界でも有名な発酵食品大国であり、昔からの発酵食品は日本料理の土台として使用されてきました。今回の自遊庵はその中でも“乳酸発酵”に注目し。煮物(すぐき漬け、奈良漬け)、ヨーグルト、ザワークラウトの3種の乳酸発酵食品を使用したヘルシーな御膳を提供するとのことです。乳酸は、体への吸収が早く、すばやく代謝するため体内で必要なエネルギーの補給に良いとされています。今年の猛暑を乗り切った秋の体をいたわる、発酵のチカラを料理から愉しめます。

新しい味覚と出会う創造の場「自遊庵」

“季節・風土”とそこに紐付く“食材・素材”から“様式・演出・作法”まで、日本に根付いた“食”にまつわるさまざまな要素を五感プラス心覚、知覚で感じることができる自遊庵。デジタルサイネージやショップ内モニターを通して、その時々の食材の美しい映像を愉しめたり、自遊庵の壁で動く季節の雰囲気を体感し心から季節に浸れる空間とのこと。

自遊庵で日本の食文化を体感しながら体をいたわる季節のメニューを食してみてはいかがでしょうか。

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