スペイン生まれの新スポーツ「パデル」!

スペインから来た「パデル」というスポーツの人気がじわじわ来ています。テニスのようで、壁に覆われたスカッシュのような要素もあるスポーツで、ネット越しで試合を行います。

その人気は爆発的で、競技人口の拡大スピードがスポーツ史上最速記録とのこと。本場スペインではすでに、1位のサッカーに次ぐそうです。その人気ぶりは有名人にまで影響しており、テニスプレーヤーのナダルや、スペインサッカーのFCバルセロナのメッシ、元レアルマドリードのカシジャスもパデル愛好家なんだそうです。

新スポーツ「パデル」とは

「パデル」はテニスとスカッシュを合わせたようなラケット競技です。ポイントの数え方はテニスと同じですが、パデルは2人対2人のダブルスのみでプレイを行います。コートのサイズは長方形の20×10メートルで、テニスコートの半分のサイズです。周囲は強化ガラスと金網に囲まれており、ガラスを使って返球するのが特徴的な新スポーツです。

初心者でも上級者でも楽しめる「パデル」

まずラケットが違います。テニスラケットのガットの部分がパデルでは板になっています。空気抵抗を減らして楽にスイングできるよう、穴がたくさん空いているのも特徴です。長さも短く、ボールをラケットに当てやすいので、テニスよりも早く打てるようになるそうです。また、ガットがなく板になっていることで、ラケットのどの部分に当たっても、ある程度狙った方向へ飛んでくれるため、ラリーも続くようになるまでの時間も短いようで、初心者にもやさしいスポーツと言えます。テニスに比べ、パデルで動く範囲はテニスの約半分。運動が苦手な方や体力が落ちてきた方でも、十分に楽しめる面積なのも初心者には嬉しいですね。

パデルの最大の特徴はコートが壁で囲われています。この壁に当たったボールもまだ有効で、コート上に2バウンドしていなければ打ち返すことが可能です。このため、上級者の試合になると、1ポイントが決まるまでの時間と体力、戦略、ペアとのコンビネーションなど、本当に難しくかつ奥の深いスポーツと言えます。

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