冬だけではなく、夏も色々な感染症が流行になります。
夏に流行る感染症にはどういったものがあるのでしょうか。調べてみました。

アデノウイルス感染症

あまり聞きなれない感染症ですね。
アデノウイルスというのがあって、有名な病気はプール熱です。
プールでその病気の子が泳ぐと、目やにの中にウイルスがいっぱい入っているので、何日か後に全員が同じ病気になるということが昔はあったわけです。

それを防ぐために、いまはプールに塩素が入っています。塩素を入れるとウイルスを不活化してうつらないようにできるのです。
だから塩素が入ったプールではうつりにくいのですけれども、いまでも、炎天下でだんだん塩素の濃度が下がったりすると、プールでうつることもあります。


アデノウイルスは50種類ぐらいタイプがあるので、プール熱になるものもあるし、ノドが腫れて高い熱が出るだけというようなこともあります。私の近くの幼稚園で、一時、アデノウイルスの大流行があります。

流行はするんですが治療法はありません。
4日くらいたつと熱が下がって、大きな後遺症を残すこともないのがアデノウイルスということになります。

とびひ

とびひは、夏場になるとたくさんあります。

この病気は唾などでうつるのではなくて、接触感染ですので、ジクジクしたところを直接触ったりするようなことがなければ、隣で遊んでいたからうつるというようなものではありません。
とびひは休ませなければいけないとよく言われますけれども、よっぽどひどいときは、もちろん何日か休んでいただきますが、部分的で、しかもそこがちゃんと覆ってあれば、うつらないということも知っておいていただきたいと思います。

まとめ

夏風邪は意外に長引きがちです。
また、色々な感染症がありますので、気をつけて夏を楽しくエンジョイしましょう!

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