とうもろこしの力
幅広い年代から愛されている野菜「とうもろこし」。縁日でよく見かける、焼きとうもろこしの香りはたまりませんよね!
とうもろこしといえば、北海道を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
体内に過剰な塩分を取り入れると、血液中の「ナトリウム」濃度が上がり血圧が上昇するほか、ナトリウムの濃度を下げようと水分を多く吸収してしまい、むくみが発生します。
そんな、日ごろの食生活で多く摂取しがちなナトリウムを安定させてくれるのが、とうもろこしに含まれている「カリウム」なんです。カリウムは、ナトリウムの吸収を抑制し尿として排出する働きがあるため、高血圧の予防やむくみ解消に大きな効果が期待できます。
また、夏場は汗と共にカリウムが流れだし不足しがちになるため、夏が旬の野菜「とうもろこし」を食べて、カリウムを補給すると良いですよ。
抗酸化作用
とうもろこしに含まれる栄養素ビタミンEは、ビタミンの中でも強い抗酸化作用があるのが特徴です。
血行を促し、冷え症や肩こりに効果的です。またシミやしわを防いで、肌のハリを整えてくれるなど、さまざまな美容効果があります。
また、おなじく抗酸化作用をもつカロテノイドの一種「ゼアキサンチン」も含むため、より高いアンチエイジング効果が期待できます。
ビタミン類はとうもろこしの発芽部分に多く含まれているので、粒を手で取って食べるとより効果的です。
妊婦さんにも
トウモロコシは100g中0.8mgと穀物の中では鉄分含有量が多く、ごはん(精白米)の約8倍・玄米の約1.3倍となっています。何らかの成分が特出して多いわけではありませんが、造血に必要とされる亜鉛や銅などのミネラルも少量ずつ含んでいます。このため貧血予防にも役立つ食材と考えられています。
また葉酸含有量も100gあたり95μgと比較的多く含まれています。葉酸は神経細胞の代謝・成長の補助・赤血球を作るのを助ける作用があり、妊娠中の場合は胎児の正常な発育に不可欠な栄養素でもあります。妊娠中や授乳中は一日の推奨摂取量が多くなるため意識的な摂取が必要とされていますから、ご飯に混ぜて食べるなどすると補給に役立ってくれます。栄養バランスが良いこと、便秘やむくみ対策としても役立つことと合わせてトウモロコシは「妊婦さんに嬉しい食材」とも言われています。
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