温泉や大きな銭湯など行くと、お湯の効果にリウマチに効くと書かれていますよね。
なんか体の不調なんだろうと思っていましたが、詳しく調べる事なかったんで、ちょっとリウマチについて調べてみました。

リウマチの病状

リウマチ。
時には関節リウマチとも呼ばれます。

関節リウマチの症状は関節のこわばりや痛みだけではありません。症状は、大きく関節の症状と関節以外の症状に分けられます。
関節の症状としては、朝起きたときの手足のこわばり、複数の関節の腫れや痛みがあり、病気が進行すると、関節に変形がみられるようになります。関節以外の症状には、微熱や全身のだるさ、疲労感などがあります。

関節リウマチは、細胞と細胞の間にある組織(結合組織)や血管にも炎症が起こる全身の病気なので、関節以外の症状にも気をつける必要があります。

手足の病状

関節の症状は、関節を包む滑膜の炎症が原因です。
炎症は手足の小さな関節に起こりやすく、長い経過を通してみると左右対称にあらわれるという特徴があります。

手の指や手首、足の指のこわばりや腫れは初期からみられます。とくに、手の指の第2関節と第3関節は症状があらわれやすく、ほとんどの患者さんにみられます。また、足の指の付け根の関節にみられる症状は、関節リウマチに特徴的なもので、手足のこわばりや腫れ、痛み を感じます。

関節以外の症状

①微熱や全身のだるさ・疲労感
関節リウマチの炎症は、全身におよびます。そのため、とくに炎症が強いときは、微熱が続いたり、だるくて疲れやすいなど全身の症状があらわれます。

②血管炎
血管の壁の内側に起こる炎症で、さまざまな症状を引き起こします。内臓の動脈に血管炎が起こることもあり、とくに心臓の血管に炎症が起こると弁膜症や心膜炎、あるいは心筋梗塞につながるため注意が必要です。
このような血管炎が重症化するタイプを「悪性関節リウマチ 」といいます。

血管炎の症状
・爪の周囲に点状出血、皮疹や発疹、紫斑
・皮膚の潰瘍(かいよう)
 ひざから足首までにできることが多く、皮膚に穴があく
・手足の指の壊疽(えそ)
 指の先にできやすく、壊死(えし)に至ることもある
・しびれや感覚マヒ
 お湯や水に触れても温度を感じなかったり、スリッパが脱げやすいことなどで気づく
・目の症状(上強膜炎、強膜炎)
 白目の充血や目の痛み

③骨粗鬆症
骨がもろくなる骨粗鬆症は、骨の新陳代謝のアンバランスによって起こります。関節リウマチになると、新しい骨をつくるスピードよりも古くなった骨を壊すスピードの方が速くなるのです。痛みや腫れのある関節の近くの骨に骨粗鬆症が起こりやすいという特徴があります。
ステロイド薬の影響や、女性の場合は閉経を機に女性ホルモンが急に減ることも関係します。

まとめ

簡単に見過ごしていたリウマチ。
そこまで大事になるようなもにではないと思っていましたが、悪化すると大変なようでした。

リウマチについて知らなかった方の勉強になれば幸いです。

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