今が旬の穴子を食べよう
穴子は天ぷらや煮物に限らず、寿司ネタや蒲焼にするなど、さまざまな食べ方で愛されている和食には欠かせない食材です。
穴子とは
穴子とは、ウナギ目アナゴ科に属する海水魚です。食用として利用されているのは浅い海に生息するマアナゴで、日本近海の広い範囲に分布しています。
背側は茶褐色、腹側は白色をしており、オスは体長40センチメートル、メスは体長90センチメートルほどまで成長します。夜行性のため昼間は砂泥地の穴などに潜んでいるのが特徴で、「あなごもり」が転じて穴子と呼ばれるようになったとする説が有力です。
身体の横にある特徴的な白い斑点が秤の目に似ていることから、関東や和歌山県では秤目(ハカリメ)と呼ばれることがあります。ハカリメ以外にも、キンリョウメやギンリョウメ、デンスケなど、全国各地で様々な呼び名があり、穴子の産地や大きさで呼び分けています。
国内の主な産地は、愛知、長崎、兵庫、宮城、島根、愛知県などで、高級な江戸前寿司に使われる東京湾羽田沖でとれた穴子など、産地によってブランド化されているものもあります。
栄養や効果とは
DHA
神経機能の維持が期待できるようだ。脳細胞の発達や活性化に関わることが知られており、老人性の認知症に効果があるとされる。ガン予防やコレステロール低下、さらにはアレルギー症状緩和などにも効果が期待できる。
たんぱく質
穴子の良質なたんぱく質は、体力向上、代謝促進、疲労回復に有効とされている。
ビタミンA
含有量は、魚介類の中ではトップクラス。目、粘膜、肌の健康維持に良いとされており、眼精疲労、肌荒れに有効だ。生殖作用の維持や免疫力の向上、感染症予防などの効果も期待できるので、風邪の予防にも摂取しておきたい。
ビタミンE
高い抗酸化作用があり、美肌や血流を良くするのに効果的なようなので、老化防止に有効とされる。
カルシウム
言わずと知れた骨の成育に関わる栄養素。骨粗しょう症予防に有効とされ、加えて傷の修復、神経や筋肉の働きにも関係している重要な栄養素のようだ。
穴子はよく比較対象とされるうなぎに比べると、栄養価は数値的には劣る。しかし、脂質がほぼ半分以下なので、カロリーや油脂を気に掛けている多くの人には朗報ですね。
うなぎとの違いは?
穴子とうなぎは栄養や効能意外でも、あらゆる面で比較されることが多い魚です。
大きく異なるところは生息場所です。穴子は一生を海で過ごすのに比べ、うなぎの産卵場所は海で、卵から孵(かえ)ると川や沼などで暮らします。
見た目も細長い点が似ていますが、色味や特徴を細かく見ていくと随分違うことがわかるでしょう。
うなぎに比べ脂質が少ないので、ややあっさりとした味わいです。この脂の差で調理の仕方も異なり、穴子には天ぷらがありますが、うなぎは脂が多く天ぷらには不向きです。
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こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。
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