今週日曜日には東京競馬場にて東京競馬場5週連続G1のフィナーレを飾る春の最強マイラー決定戦の安田記念が開催されます。昨年はサトノアラジンがロゴタイプ、レッドファルクス、エアスピネル等を一気にまくっての大勝利で幕を閉じた一戦でした。今年は昨年以上に好メンバーが出揃っており、今年はマイル界がまるで戦国時代に突入したかのような様相を呈しています。昨年の1着馬サトノアラジンは香港マイルを最後に引退、2着馬のロゴタイプもこの安田記念をラストランにしての引退ということで、昨年のワンツーが不在。ここ3年は前年に優勝した馬が必ず連対するというジンクスがあったものの、今年はそのジンクスはなし。いったいどの馬が飛び込んでくるのでしょうか。その中でも注目したいのは、昨年のアルゼンチン共和国杯を勝って、一気に重賞馬入りを果たし、今年は金鯱賞、そして大阪杯dw G1馬となり勢いあるスワーヴリチャードと、キレッキレの末脚で G1制覇を狙っているサングレーザーびついて描いてみようと思います。その前に出走登録馬です。

アエロリット
ウインガニオン
ウエスタンエクスプレス
キャンベルジュニア
サトノアレス
サングレーザー
スターオブペルシャ
スワーヴリチャード
タワーオブロンドン
ダッシングブレイズ
ヒーズインラブ
ブラックムーン
ペルシアンナイト
ムーンクエイク
モズアスコット
リアルスティール
リスグラシュー
レッドファルクス
レーヌミノル

以上、19頭の出走登録馬です。

中距離界の王者がマイルに挑む!スワーヴリチャード

現在、春のグランプリレース宝塚記念のファン投票が行われていますが、ファン投票第1回中間発表っでは1位のスワーヴリチャードも出走予定です。昨年のクラシック戦線では共同通信杯を鮮やかに勝ち、迎えた皐月賞ではハイのペースに苦しみ6着。しかし日本ダービーではレイデオロに次ぐ2着。菊花賞は回避しての初の古馬戦となったアルゼンチン共和国杯ではソールインパクト、アルバート、デニムアンドルビー等を一蹴しての重賞馬へと成長。有馬記念ええも不利を受けたものの4着まで駆け上がり、今年に入っての金鯱賞っではサトノダイヤモンド、ヤマカツエースといった超一級品相手に勝ちきり、そして迎えた大阪杯でもシュヴァルグラン、や再びサトノダイヤモンドを一蹴し、見事に G1制覇、そして狭間の世代の三頭が表彰台を飾ったかたちとなりました。この戦績だけを見れば完全に今の競馬界を牽引している一頭になるにですが、しかし今回の舞台はマイルであるということ。ハーツクライ産駒ということもあり、個人的には短すぎはしないか?という懸念材料といったところです。同じハーツクライ産駒にはリスグラシューがいるもの牝馬であるということは思いのほか違いに関しては大きな要素で、リスグラシューと同じ枠のかたちにはめられないところでもあります。大阪杯は強かったものの、後半はそこまで厳しい流れになっていないというのも事実。もちろんんじゃトップスピードの質なんかは十分にマイルでも通用するところと思いますが、それ以上の馬も多いというところなので流石にへは瞑れないですかね。個人的には正直なところ外しといったところでしょうか。

最強の末脚で一蹴できるか?サングレーザー

先週はワグネリアンの背で悲願の日本ダービー初制覇を成し遂げた福永祐一騎手が騎乗する予定のサングレーザーも出走予定です。個人的な主観から言って、福永騎手の日本ダービー制覇というのは大きな分岐点になったのかなと思っています。普段なら後方からの追走となるはずのワグネリアンを、ワグネリアンのチカラを信用しての中団からの追走へと持ち込み、福永騎手にありがちな届かず終いというのが打ち消せられての大勝利。これを機に、もしかしたら思い切った騎乗をしてくれる可能性も出てくるのかなと。ということで、まずはサングレーザーのチカラ云々抜きにして、サングレーザーをマークしておかないといけなくなるのかなと感じています。距離はもちろん異なるものの、素材的にはワグネリアンとも似ているサングレーザーとなるので、ここまで後方から一気によいった先方からスタートさえ決まれば中団からの追い込みも十分視野に入れたいところです。また今年は逃げ馬もそこそこ多いし、アエロリットやウインガニオンあたりが前でやり合えばある程度はl厳しい流れになるのかなと。サングレーザーの武器としては一瞬のキレというよりも、厳しい流れからのトップスピードになってくるので展開的には無垢可能性も。今回の大本命としても考えたくなる一頭です。

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