飛ぶ馬とまで言われた!ディープインパクト!

現役でいえばサトノダイヤモンド、マカヒキ、アルアイン、ミッキークイーンなどのGI馬が子として大活躍・大躍進中。ミッキークイーンに至っては、今週末に開催されるヴィクトリアマイルに参戦予定となっています。JRAの重賞レースにおいて、おそらく現役で1番多く発走しているのがディープインパクト産駒と思われます。そのディープインパクトとはどのような活躍をしていたかは競馬ファンなら誰しもが知っているほどの凄さでした。
戦績は14戦12勝。内、1戦はハーツクライに敗れた有馬記念の2着。内、1戦は凱旋門賞の薬物検査による失格。風邪薬が原因だったとか。このように凱旋門賞の失格を除けば、僅か1戦の敗退だけで、全てのレースに置いて1着を勝ち取っている、私の中での最強馬でもあります。ナリタブライアン以来となる3歳三冠(皐月賞、東京優駿、菊花賞)を獲り、最後はオールスター戦とも言われる有馬記念の勝利で引退していきました。
今尚、第2のディープインパクトを担う繁殖馬として活躍中です。

ディープインパクト産駒最強牝馬!?ジェンティルドンナ!

ディープインパクト産駒の現役牝馬で活躍がめまぐるしい馬といえば、ミッキークイーン、ファンディーナ、スマートレイアーやデニムアンドルビーなどが筆頭ですが、現役を退いた馬といえばマリアライトやシンハライト、ヴィルシーナやウリウリなどの名前が出てきますが、その中でもディープインパクト産駒最強牝馬といえば間違いなくジェンティルドンナでしょう。
戦績は19戦10勝。アパパネ以来の3歳牝馬三冠(桜花賞、牝馬優駿、秋華賞)を獲り、同じディープインパクト産駒のヴィルシーナとは常にライバルとして出走し、ことごとくヴィルシーナを負かしてきました。
その後、古馬重賞レースにも多々出走。勝ってきた馬の名前を挙げてみれば、オルフェーブルやゴールドシップ、ジャスタウェイにエピファネイアなど、その当時、1番人気、2番人気を当然のように付けていた名馬たちを負かしてきた強馬でした。
ラストランとなった有馬記念では、父・ディープインパクトと同じように1着フィニッシュ。そのまま引退式を取り行い涙涙のファンたちで一杯でした。
ディープインパクト産駒最強牝馬と紹介しましたが、歴代最強牝馬とも言えるかもしれません。ファンディーナが最強牝馬として担えるかも楽しみなところです。

昨年のJRA賞を獲ったディープインパクト産駒

ミッキーアイルとサトノダイヤモンド

多くの名馬を産んだディープインパクト。昨年、大活躍をしJRA賞も受賞しています。
まず一頭目はJRA最優秀短距離馬を受賞したミッキーアイル。
主なGI勝鞍はマイルC、NHKマイル。本格的な逃げ馬でスタートと同時にハナに立ち、そのままグングンと他馬を寄せ付けることなくゴールインする姿は爽快そのものでした。とにかく基礎スピードの早い馬という印象でした。そんなミッキーアイルも昨年末の阪神Cを最後に電撃引退。現在は繁殖馬として活躍中です。戦績は20戦8勝。

そしてもう一頭は、キタサンブラックとやりあっている現役ディープインパクト産駒のサトノダイヤモンド。昨年はJRA最優秀3歳牡馬を受賞。ここまで10戦7賞。全てのレースの連対率が100%と好成績。前走の天皇賞春は、キタサンブラックとの差を縮めるも追いつけず、更に、キタサンブラックの後方で待機していて先を行くシュヴァルグランにも届かず悔しさ満載の3着。しかし、今年はキタサンブラック、サトノダイヤモンドの2強でレースは続けられそうです。
父・ディープインパクトの血をしっかり引き継いでいる馬で、脚質も似ているのがサトノダイヤモンドでしょう。まだまだ強くなるサトノダイヤモンド世代には、同じディープインパクト産駒のダービー馬・マカヒキという最強ライバルも健在。
今後の活躍に目が離せません。

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