プレイオフも佳境に向かい、現在カンファレンスファイナルが行われているなか、スポーツライター、放送関係者の投票で決まった各賞の最終候補が発表されましたのでご紹介していきます。

MVP

今シーズンの最優秀選手賞の最終候補は以下の3名です。

・アンソニー・デイビス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)
・ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)
・レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)

MVPが、NBAで1番の選手を決めるというのであれば、ここ10年は毎年レブロン・ジェームスが獲得していても不思議ではないんですが、チームの成績など加味されるシーズンMVP。
今年は間違いなくヒューストン・ロケッツのジェームス・ハーデンがMVPを獲得するでしょう。
チーム記録を更新するリーグ1位の65勝をチームは記録。
個人としてもシーズン平均30.4得点で、得点王獲得。
2018年1月30日にホームで行われたオーランド・マジック戦では60得点、11アシスト、10リバウンドを記録、NBA史上初となる60得点でのトリプルダブルを達成。
文句のつけようがない活躍をシーズンで残し、現在カンファレンスファイナルを戦っています。
ハーデンがMVPじゃなければ、裸で日本一周しますよ。
って言えるぐらい今年のMVPはハーデンで間違いなしです!

ルーキー・オブ・ザ・イヤー

近年の中でもベストとも思えるハイレベルな活躍を見せた今シーズンのルーキー。
そのルーキー達の中で誰が選ばれるか新人王。
最終候補はこの3名。

・ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)
・ベン・シモンズ(フィラデルフィア・76ers)
・ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)

3名ともプレイオフ進出チームでありながら主力としてシーズンを戦った選手達です。
例年ならセルティックスのテイタムが新人王を獲得する活躍でしたが、今年は運が悪かったです。
ジャズのミッチェルと、シクサーズのシモンズの活躍がハイレベル過ぎました。
言うならばテイタムはルーキーとして凄い活躍。
ミッチェルとシモンズはリーグ全体を見てもトップレベルのプレーをした。
ということでしょうか。
ミッチェルとシモンズ、どちらが新人王獲得なるか。
もしかすると2人同時受賞の可能性もあります。

シックスマン賞

スタメンではないがベンチから登場しインパクト残した選手に与えられるシックスマン賞。
スターター5名だけでは長いシーズンは戦えないNBAならではの個人賞です。
最終候補の3名はこちら。

・エリック・ゴードン(ヒューストン・ロケッツ)
・フレッド・バンブリート(トロント・ラプターズ)
・ルー・ウィリアムズ(ロサンゼルス・クリッパーズ)

昨シーズン、シックスマン賞を受賞したエリック・ゴードンが今年も最終候補に残る活躍を見せていますが、今年のシックスマン賞は、ルー・ウィリアムズが獲得濃厚ではないでしょうか。
今シーズンの出場試合は79試合。そのうち60試合がベンチスタートですが、シーズン平均得点は自身キャリアハイとなる22.6得点。この数字はリーグ18位です。
得点だけでなくアシストも5.3アシストを記録。さらに4度の40得点以上とインパクトもありました。
ウィリアムズがいなければ、今シーズンクリッパーズが、シーズン終盤までプレイオフ争いに絡めることはなかったでしょう。
今シーズンベストのシックスマンでしょう!

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