シーズン1位ヒューストン・ロケッツとシーズン8位ミネソタ・ティンバーウルブスの対戦となったウェスタンカンファレンス・プレイオフ1stラウンド。
セミファイナルへ駒を進めたのは、ヒューストン・ロケッツでした。

4勝1敗でロケッツの勝利

ロケッツのホームで始まったプレイオフはウォリアーズの勝利となりました。
スコアはこちらの通りです。
【ロケッツホーム】
1戦・○ロケッツ104-101ウルブス●
2戦・○ロケッツ102-81ウルブス●
【ウルブスホーム】
3戦・●ロケッツ105-121ウルブス○
4戦・○ロケッツ119-100ウルブス●
【ロケッツホーム】
5戦・○ロケッツ122-104ウルブス●

シーズン1位のロケッツが、シーズン通りの強さを見せ、危なげなく1stラウンドを突破しました。
第2戦では、エースのハーデンが不調ながら、クリス・ポールがハーデンの不調をカバーする活躍を見せるなど、昨シーズンのハーデンの出来次第から脱却している姿を見せました。

14年ぶりのプレイオフ出場となったウルブス。1勝4敗という結果ではありましたが、内容的には善戦したシリーズではなかったでしょうか。初戦は勝手もおかしくない内容でした。
悔やまれるは、プレイオフ初出場となった、カール=アンソニー・タウンズが、プレイオフの雰囲気に飲み込まれたのか、初戦・2戦と影を潜めてしまい、シリーズを通しても、シーズンのような活躍を見せる時間帯が少なかったです。
もしタウンズがシーズンのようなプレーを見せていたら、もう少し違った結果になっていたかもしれません。

ロケッツのセミファイナルの相手はサンダーかジャズか

セミファイナルへ駒を進めたロケッツの次の相手は、サンダーとジャズの勝者になります。
現在3勝2敗でジャズが王手をかけています。
サンダーは昨年1stラウンドで対戦したチーム。昨シーズンとは選手は変わっていますが、個々のオフェンス力が高いチームで、点の取り合いになる可能性もあります。
ジャズはチームにまとまりがあり、チームディフェンスも優秀なチーム。
どちらが勝ち上がってくるかにより、シリーズの内容も大きく変わりそうです。

ウルブスの来シーズンに期待

14年ぶりのプレイオフは1stラウンド敗退となりましたが、チームの将来を担うタウンズとウィギンスには大きな経験となったのではないでしょうか。
ジミー・バトラーが怪我で離脱したオールスター前までは、ウェスタンの4位と上位につけていたので、力そのものはあるはずで、バトラーが移籍2年目になる来シーズンは、今年以上にチームケミストリーも高まるはずでしょう。
あとは、スターターの出場時間が長いと有名な、ヘッドコーチのトム・ジボドーがスターターの出場時間をうまくコントロールするシーズンを過ごせば、来シーズンは上位でのプレイオフ進出に期待できるのではないでしょうか。

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