プロ入りした甲子園優勝投手①
ただ今センバツ開催中!過去に優勝を経験した投手は誰??
松坂大輔〜横浜高校〜
平成の怪物と言われた松坂大輔選手。
松坂選手率いる横浜高校は、1988年の第70回センバツで、優勝すると、春夏連覇をかけた第80回甲子園大会では、準々決勝で現日本テレビアナウンサーの上重聡氏率いるPL学園と激闘を繰り広げ、延長17回を250球を投げ完投勝利を収めると、決勝戦の京都成章高等学校との試合では、当時59年ぶりとなる史上2人目の決勝戦でノーヒットノーランを達成し、春夏連覇を成し遂げました。
ドラフトでは日本ハムファイターズ、ベイスターズ、西武ライオンズの3球団から指名され、くじ引きで西武ライオンズに入団。その後メジャーに渡り、日本球界のソフトバンクホークスを経て今シーズンから中日ドラゴンズで活躍する松坂大輔選手。全盛期のような輝きを取り戻して欲しいですね。
藤浪晋太郎〜大阪桐蔭高等学校〜
現在、阪神タイガースで活躍している藤浪晋太郎選手。
大阪桐蔭高等学校時代では、1年生の時からベンチ入りし、2年の春からエースとして君臨しました。1年後輩の西武ライオンズで活躍する森友哉選手とバッテリーを組み、3年時の選抜高校野球大会では、史上初の全5試合で球速150キロ以上を計測し優勝すると、春夏連覇をかけた夏の甲子園大会では、決勝、準決勝で完封勝利を収め、圧倒的な強さで春夏を連覇しました。また、国体でも優勝を果たし、松坂大輔選手率いる横浜高校以来となる大会三冠を達成しました。
ドラフトでは、阪神タイガース、千葉ロッテマリーンズ、オリックスバファローズ、ヤクルトスワローズの4球団から指名を受け、阪神タイガースがくじを引き当て入団。
阪神タイガース入団から3年連続二桁勝利を記録するも、ここ2年間は制球に苦しむ苦しいシーズンを送っています。今シーズン復活にかける藤浪晋太郎選手。阪神タイガースの快進撃の中心選手になれるでしょうか。
斎藤佑樹〜早稲田実業高等学校〜
ハンカチ王子として大ブレイクした斎藤佑樹選手。
早稲田実業高等学校時代は、1年生の時からベンチ入りし、2年生の夏からは背番号「1」をつけ、エースとして活躍していました。
2006年の3年夏の甲子園大会に出場し、2回戦でプロ入り後同僚となる中田翔選手率いる大阪桐蔭高等学校に勝利を収めると、チームを26年ぶりの甲子園決勝まで導きました。
決勝戦は夏の甲子園大会で3連覇を目指す駒大苫小牧高校。エースに成長した現在ニューヨークヤンキースで活躍する田中将大選手との投手戦になり、延長15回でも決着がつかず、再試合に。歴史に残る名勝負となりました。翌日の再試合にも登板し、田中将大選手を三振に打ち取って甲子園優勝を果たしました。
高校卒業後は早稲田大学に進学し、ドラフトではヤクルトスワローズ、日本ハムファイターズ、ソフトバンクホークス、千葉ロッテマリーンズの4球団から指名され、日本ハムファイターズに入団。
現在も日本ハムファイターズに所属する斎藤佑樹選手。先発ローテーションに食い込めるか今シーズンの活躍が楽しみです。
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