トレード期限終了した後は落ち着きそうなNBAですが、ここからもう一回水面下で、選手の移籍交渉が始まります。
トレード期限終了直前のトレードで多くの選手が移籍しましが、このトレードで、年俸が釣り合う為にトレードの一員に入った選手など、全ての選手が必要とされて移籍するわけではありません。
また、移籍先に不満を持つ選手もいると思います。

こういった時に起こるのがバイアウトです。
色々細かい設定もあるのですが、1チームあたり1年間の間で、1人のプレーヤーに限り行使することができる制度で、選手の契約をチームが買い取り、選手を解雇することです。
買い取り額はチームと選手との交渉で決められようです。バイアウトされた選手は完全FAとなります。

今回は、移籍先チームからバイアウトないし解雇、もしくは既に解雇されて、他のチームと契約しそうな選手をピックアップしたいと思います。

トニー・アレン

ニューオリンズ・ペリカンズとシカゴ・ブルズとのトレードで、ブルズへ移籍したトニーアレンですが、2月9日にブルズを解雇され、現在はフリーとなっています。

36歳とベテランですが、ディフェンス力は高く、オールディフェンスブチームの1stに3回、2ndチームにも3回選ばれています。
衰えたこと思われますが、去年2ndチームに選ばれていますので、ディフェンス力はまだまだ高いです。

スタメンでの出場はないと思いますが、勝負所で対エースのディフェンスとして活躍出来ると思っています。
サンダーとかは、ディフェンスに定評のあった選手が今シーズン絶望の怪我をしたので、補強に動いてもいいのかなと思っています。

ジョー・ジョンソン

ユタ・ジャズに所属していたジョンソンも、トレード期限ギリギリに、ジャズ、クリーブランド・キャバリアーズの絡んだ三角トレードでサクラメント・キングスに移籍。
その後、11日にキングスから解雇されました。

36歳のベテランも、オールスターには7回選ばれている選手。
シューターのイメージも強いですが、個人的には試合の終盤でよく活躍していた印象です。
ベテランとしてプレーオフの経験も100試合以上経験しているので、プレーオフ進出するチームにはプラスになる選手だと思います。
噂では、ヒューストン・ロケッツと契約すると言われていますね。

デリック・ローズ

キャバリアーズからジャズへ移籍。その後に解雇されました。

無事これ名馬なり。

本当に怪我さえなければ凄い選手となっていたでしょう。
ブルズ時代に史上最年少の22歳6ヶ月で受賞。
スピードあふれる得点のとれるポイントガードでしたが、度重なる怪我のせいで、当時の勢いはなくなってしまいました。

まだ29歳。
昨シーズンのニックス時代も平均18得点をあげたり得点力はまだあるのですが、スリーポイントが入らなかったり、健康状態であったり、色々契約するのに躊躇する点も多いです。

先の2人とちがって、このまま今シーズンはどことも契約することなく終わる可能性もありますが、来シーズンはまたどこかでプレーしていてほしいですね。

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中山葵

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