DHAを摂取する事で、不眠や睡眠の改善効果も期待できるようです。なぜそのような効果が期待できるのでしょうか?

DHAは不眠へ効果がある?

オックスフォード大学が提出した最新の研究データによると、「DHAを摂取した子供は睡眠の質が改善された」という研究結果を発表されていました。

要約は以下のとおり。

欧州睡眠学会専門誌 Journal of Sleep Researchに掲載
英国オックスフォードシャー州の公立学校 募集
7歳〜9歳の自動362名にて実験
DHA摂取グループは睡眠時間の向上と入眠後の覚醒回数の減少
詳細はこちらから

無作為に得たデータによる総合的な結果なため、かなり信頼度は高いと言えそう。

ですが、 研究結果のみの公表であり、その具体的なメカニズムは解説されていませんでした。

DHAが睡眠へ効果のある理由とは?

DHAと睡眠の関わりの関係性を予想するには、DHAと脳内の「神経伝達物質」との関係性に注目してみると、良いかもしれません。

では、DHAが「セロトニン(通称:幸せホルモン)」の効果をスムーズにしている可能性があることを示唆しましたが、不眠やうつへの関わりも、この「神経伝達物質が影響している可能性が高い」と予想されます。

不眠症やうつに悩む方々は、このセロトニンや、セロトニンを原料として作られる「メラトニン」の分泌量がかなり低い事で知られています。

メラトニンは、睡眠前になると盛んに分泌されはじめる神経伝達物質で、良質な睡眠を得るために重要なもの。

「メラトニンが良く出ている=睡眠の質も上がる」というわけです。

メラトニンをしっかり分泌させるためには、「朝に光をしっかり浴びる」等の他、体がリラックスしている状態で優位になる「副交感神経」を働かせる必要があります。

DHAが脳内で、「神経回路の伝達効率を上げる」という働きをする事で、これらの神経伝達物質の働きもスムーズに。

その結果、「うつ・不眠症・精神疾患」など 精神に関わる病気や症状に、何らかの良い影響を及ぼしているのかもしれません。

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