クレソンとは?

ヨーロッパ、中央アジア原産の野菜で、和名はオランダガラシもしくはオランダミズガラシ。
主にステーキなどの肉料理の付け合わせに盛り付けられているクレソンですが、実は非常に栄養成分が豊富で、フランスでは「健康草」と言われている野菜なのです。

今回は、このクレソンについて紹介していきたいと思います。
これを読んでいただいたら絶対今後からクレソンを食べようという気になると思います。

体を作る万能野菜

クレソンには、カロテンが100g中2700μg含まれており、カロテンは、抗酸化作用を持っているので、動脈硬化の予防や、ガン、老化の予防にも効果的だと言われています。

また、クレソンには、カルシウムも豊富に含まれているので、骨や歯の形成や、筋肉と神経の働きをサポートしてくれます。日本人には不足しがちなカルシウムも多く摂取することができます。

タバコを吸う方にもオススメで、クレソンの辛味成分であるイソシオシアン酸がDNAの損傷、ガンの原因となる酵素を分解してくれる効果があります。

美容にも万能!!

クレソンには、βカロチン、ビタミン類、食物繊維などが豊富に含まれているので、コラーゲンの合成、抗酸化作用、便秘解消、肌の活性化などにもオススメです。

また、女性に不足しがちな鉄分も多く含まれているので、貧血を予防する効果があると言われています。貧血はめまいだけでなく、肌のむくみの原因になるので、クレソンを日頃から意識して取っていけば女性に起こりやすいこれらの症状も解決できるかもしれません。

また、クレソンにはカリウムも含まれているので、取り過ぎてしまったナトリウムを排出してくれるので、高血圧の予防、心臓や筋肉の機能調整も行ってくれます。

余談ですが、クレソンには殺菌作用もあるので、口臭予防にもなります。食事の後に食べると、口内の菌の繁殖を防いでくれるのでオススメです。

栄養素密度ランキングNo.1!!

2014年6月5日にアメリカ疾病予防管理センターが、「栄養素の高い野菜&果物TOP41」を発表し、それでクレソンが1位を獲得しました。

慢性の疾患を予防するための特に必要と考えられている17種類の成分
「カリウム、食物繊維、タンパク質、カルシウム、鉄、チアミン、リボフラビン、ナイアシン、葉酸、亜鉛、ビタミンA、B6、B12、C、D、E、K」の含有量を基に数値化した結果、スコア100点を叩き出しました。

幅広い栄養成分を多く含むクレソン。
日本人にはあまり馴染みがなく、付け合わせによく盛られている脇役的存在ですが、今後はクレソンを主食としてメニューに出してみてはいかがでしょうか。

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