日米ともに野球シーズンが終わりました。オフも色々なネタを提供してくれる野球会ですが、今シーズンのメジャーでは、新たな打撃理論がトレンドとなっていました。
その名も『フライボールレボリューション』
これについて簡単にご紹介。

フライボールレボリューションとは

野球経験者なら、一度は言われたことはあるであろう言葉。
ボールを上から叩く、センター方向へライナー・ゴロを打つように。
そんな指導の真逆をいくのが、フライボールレボリューション。
簡単に言えば、フライを打てということなんですが、ただ漠然とフライを打てといってるだけではなく、確かな理論のもとフライを打つようになっています。

フライボールレボリューションの理論

ここ数年、日本のチームでも導入しだした、スタットキャストやトラックマンという機械。

そのスタットキャストで多くの打球速度と角度の組み合わせを分析しているとバッターが好成績を残しているスイートスポットが見つかったと言います。

そのスイートスポットを『バレルゾーン』と名付けたそうです。では、そのバレルゾーンというのはどこかというと、打球角度8℃〜50℃。
さらには、打球速度158キロ以上で、角度が30度前後の打球は8割を超える確率でヒットになり、その多くがホームランになっているという結果から、それならフライを打つようなバッティングに変えたらいいんじゃない。
というのが、フライボールレボリューションです。

投手はどう対抗していくか。

今シーズン、日本人投手がよくホームランを打たれていたと思いませんか?
これはなにも、日本人投手の力がないというわけでなく、メジャーのホームラン数が、今シーズンは史上最多を記録したので、どの投手も打たれているんです。

ダルビッシュ・前田健太所属のドジャースの最強左腕のカーショーも今シーズンの被本塁打はキャリアワーストでした。

ここ数年は、投高打低気味でしたが、これから打高投低となるシーズンが続きそうです。

この流れに、メジャーの投手達はどう立ち向かい、打者を抑えていくか、楽しみですね。

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