穴釣りでもおなじみ

湖の氷に穴を開けて釣ることでおなじみのワカサギ。
揚げて酒のおつまみにも最適ですよね。
初心者でも簡単に釣れるので、釣る楽しみも味わえます。
そんなワカサギですが、栄養も豊富な魚なんです。

ワカサギの効果

①良質なタンパク質がたっぷり!
ワカサギには良質なタンパク質が含まれています。
ワカサギに含まれているタンパク質は、アミノ酸構成に偏りのない良質なもので、消化吸収されやすいものです。
タンパク質は、カラダを構成する主要要素であり、新陳代謝に欠かせない栄養素でもあります。また、筋肉を増強し体力を向上させ、疲労したり損傷した筋肉を物質的に回復させる効果があります。
タンパク質には、植物性と動物性とがありますが、ワカサギのタンパク質は動物性であり、人間が必要とするアミノ酸構成に近いことからも、ワカサギは、良質なタンパク質補給源として最適です。

②骨粗しょう症を予防する効果
ワカサギは、小型の魚類であり、骨ごと食べるのが普通で、カルシウムの補給源としても適しています。
ワカサギの細い骨は、胃酸などの消化液で、簡単に溶けて吸収されます。カルシウムは、歯を作り歯を健康に維持し、骨を作り骨を健康に維持します。
そのため、骨粗しょう症の予防にも効果があり、若年か老年かを問わず、あらゆる年齢層にとって有益な栄養素です。
また、カルシウムは、筋肉や神経の働きにも関与し、不足することのないよう補給することで、運動機能の正常維持に役立ちます。

③味覚や性機能維持に効果的
ワカサギには、亜鉛が多く含まれることも見逃せない特徴です。
亜鉛は、汗や尿の中に含まれて、常時多量に排泄されます。そのため、亜鉛の積極的な補給も欠かせません。
亜鉛が不足すると、味覚障害が起き、インポテンツの原因にもなり、皮膚炎や脱毛症も引き起こします。
また、亜鉛は、DNA合成に関与し、タンパク質合成に関与し、糖代謝にも関与して、幅広い分野で不可欠のミネラルとなっています。さらに、カルシウムの吸収を促す働きもあり、骨粗しょう症予防を増強する効果もあります。

ワカサギは鮮度が命! 早目に調理しましょう

いかがでしたでしょうか?
ワカサギがいかに栄養満点の魚かお分かりになったかと思います。
そんなワカサギを美味しく食べるに注意点があります。
それはワカサギは、鮮度が落ちると腹の部分が裂けて、急速に品質が劣化するからです。
そのため、早めに調理しなくてはなりません。天ぷらやから揚げ、南蛮漬けなどの揚げ物が主な調理法となりますが、佃煮などの保存食にもなります。
鮮度の良い状態の時に素揚げして甘酢に漬け込む南蛮漬けや、甘辛の醤油で煮込んで保存する佃煮や甘露煮であれば、生の状態を長引かせませんので、鮮度を落とさずに済みます。
また、から揚げなどでは、カラッと揚げる方法として二度揚げすることもあり、鮮度が落ちない内に一度揚げておいて、食べる直前に二度揚げする方法もあります。

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