目を温める効果とは?

現代人はパソコンやスマホをよく利用し、目を酷使し、疲れ目になりがちになっています。
そんな疲れ目の対策として、目や目の周りを温める事は、血管を広げ血流が良くなります。目の周りの筋肉も柔らかくなり、血液の流れが良くなることで、新陳代謝も活発になり、リラックス効果も出てきます。
その為眼精疲労からくる、頭痛や肩こり、不眠や不調などの改善に効果があります。また眼を温める事で、眼精疲労のドライアイの症状にも、回復効果に期待ができます。

何故目を温めると良いのか?

パソコンやスマホなどの、近距離ばかりを見ていると、交感神経がオンになったままなので、それを解消するためには、眼や目の周りの筋肉の、毛様体を温める事が大切です。
目や目の周りの筋肉を温める事で、血流が良くなり筋肉に酸素が供給され、目の周りの筋肉は柔らかくなって、自律神経が改善されます。私たちの体が眠気を起こすメカニズムは、深部体温が急に低下することが原因で、眠気を起こします。
体温と眠気は私たちの脳神経の視床下部で、体温中枢と睡眠中枢が密接に関係しています。深部体温が低下することで眠気をもよおすので、その深部体温を低下させる必要があります。
深部体温を低下させるには、手足を温めて身体の中心の熱を体表に集め、放熱させることで深部の温度を下げる事ができます。
ですから寝ているときに目を温めると、副交感神経にスイッチが入って、体全体の体表温度が上がることで、身体の深部温度が低下して、良質な眠りにつけるため、身体の疲れもぐっすり眠ることで、疲労回復できるわけです。

いろんな目の温め方

①タオルで温める
目を温める方法として、タオルを水に濡らして、電子レンジで温めて、温熱タオルを目に当てるやり方が、一番簡単なやり方ですが、近年では使い捨てのアイマスクも出てきて、その他に電熱式アイマスクや、今話題のバイオラバーアイマスクなどが出てきています。
蒸しタオルを使うことは蒸気を含んだ温熱の為、深部まで暖かさを伝える事が出来るのです。カイロなどよりも、蒸気を含んだ温熱で目を温めると、温熱が体表だけでなく、身体の深部まで温められることになります。
目や目のまわりを温める事は、眼精疲労解消や眼病予防にも効果的です。

②手で温める
手をこすって手のひらが温まったところで、眼にもっていって眼を温めます。人間は以前は弱ったり、怪我をしたところに手を当てて治療した「手当(てあて)」というものがありました。
手のエネルギーを利用して、眼に当てると、体温によって目の筋肉の血行が良くなります。疲れ目などはこの方法でやっても、視力回復が起こります。

③使い捨てのアイマスク
市販の使い捨てマスクで、眼を温める方法の、使い捨てのホットアイマスクは、開封して袋からだすだけで40℃の蒸気がでてくるので、それを10分程度蒸しタオルの感じで、眼を温める事ができて、1回ずつの使い捨てになっています。
何故蒸気が出てくるのかといいますと、発熱体に含まれる水分が蒸発することで、蒸気が出てきます。これは鉄分と水分を含んだ発熱体が、空気中の酸素と反応するためです。

④レンジでチンのアイマスク
これはレンジでチンをすれば、何度でも使えるタイプの商品です。中に小豆が入っていて、電子レンジで30秒ほど温めれば、小豆から天然蒸気が5分ほど出て目を温めます。
250回ほど使えて780円程度で、使い捨てより経済的に使うことが出来ます。

⑤電熱式アイマスク
電熱式アイマスクは、USB電源、コンセント電源、乾電池などの電源により温められるアイマスクです。顔に装着して目を温めますが、色々のメーカーが色々な種類を出しています。温度調節できるのもあります。温度調節ができるものは、とても使いやすいです。

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