埼玉西武ライオンズのポストシーズンも終了しました。これで今年の試合全日程えお終了といったところですが、まさかペナントレースを2位で終了するなんて誰が思っていたことでしょうか。野球解説者のシーズン前の予想では、誰もが埼玉西武ライオンズの2位を予想していた者はなく、なんならAクラスを予想していた人の方が稀といったところでした。正直、埼玉西武ライオンズファンの中でも2位になるなんてシーズン前は思っていなかった人の方が多かったと思います。シーズン中盤で、なんとかオリックスバファローズとも3位争いで頑張っていたところから、あれよあれよと13連勝し、気がついたら10ゲーム以上も離れていた2位東北楽天ゴールデンイーグルスを抜き去り、流石に圧倒的強さを誇っていた今シーズンのパ・リーグ王者福岡ソフトバンクホークスにまでは追いつけなかったにせよ、ファンとしては十分すぎるほど熱くさせて頂けました。ポストシーズンは悔しくも負けてしまいましたが本当にお疲れ様でした。

FAの話

さて、これからオフ期間に入り、同時にチームに勃発するのは契約といった問題です。今年は炭谷選手、野上投手、牧田投手がFA権を行使する可能性が示唆されているようです。
炭谷選手の今シーズンは、規定打席に到達はしなかったものの、過去最高の打率.251をマーク。シーズン序盤はトップ10にも名を連ねていたほどの好調ぶりでした。しかし、ここ5年間で最小の104試合の出場にとどまり、おそらく本人の心理的には正捕手として活躍できる場所を探したいというのが本音なのかもしれませんね。
牧田投手に関しては、今年のWBCの経験からメジャーへの思いが強くなったようです。緩急自在に操る投球をメジャーでも見て見たいとは思いますが、チームとしてはいたい放出になりそうです。
野上投手に関しては、自己最多の11勝をあげ、チームの上昇におおきく活躍したシーズンだったと思います。プロ10年目迎える前に、他球団の評価も聞いてみたいというのがあるようです。個人的には、その日その日によってムラがあるので、安定してから他球団のオファーを待った方が良いのかなとも思います。

去る者もいれば・・・

一方で、去る者もいれば戻ってくる可能性をもった選手もいそうです。それが松井稼頭央選手です。今シーズンは東北楽天ゴールデンイーグルスでプレーも、中盤からは2軍にだされ、ポストシーズンも最後まで名前が出てこないままで終わってしまいました。今年41歳となった松井稼頭央選手は、球団からは来季に向けて水面下でコーチ就任の打診を受けたそうですが、本人は現役続行を強く希望しているのこと。個人的には埼玉西武ライオンズに戻ってきてもらいたいという強い気持ちがあります。現在のライオンズは若獅子軍団。一度勢いに乗ってしまえばグングンイケイケといったところですが、一度歯車を狂わされるとズルズルとなってしまう経験不足のところも多いです。松井稼頭央選手が入団となれば、センター秋山翔吾選手以外は安定したレギュラーが不足中。レフト、ライトのポジション争いに再点火といったところでしょう。もちろん安定したプレーを見せる栗山巧選手がいるのでなんともいえないところですが、金子選手も外崎選手もまだま若い。早くてイキは良いが、チームプレーのうまさはベテラン選手にはまだまだ及んでいません。
その点を修正してくれそうな期待を込めて再入団してこないかなと一ファンは思っているところです。

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