ぶどう

ぶどうの歴史は古く、紀元前3000年ごろには、すでにカスピ海沿岸やコーカサス地方などで栽培が行われていました。
日本には、中国から渡来し、12世紀に甲州で栽培されたのがはじめといわれています。
ぶどうは世界でもっとも多く生産されている果物で、その種類も1万種以上にのぼるといわれています。
大別すると、ヨーロッパブドウ、アメリカブドウ、欧米雑種の3つです。
ヨーロッパブドウの主なものは、マスカット・オブ・アレキサンドリア、ネオ・マスカットなどで、日本の甲州や甲斐路といった品種もこの系列です。
アメリカブドウには、コンコードがあり、さらに欧米の雑種としておなじみのデラウェア、マスカット・ベリーAなどがあります。
巨峰もこの仲間です。

ぶどうの栄養と効果

・エネルギー補給・疲労回復
ぶどうには炭水化物(糖質)の中でも特にブドウ糖や果糖などの単糖類が多く含まれています。このため体内でのエネルギー転換が早く、即効性のあるエネルギー補給として、もしくは疲労回復促進に役立っています。
クエン酸やリンゴ酸はそれほど多く含まれてはいませんが、補給にはなるので、クエン酸回路(TCAサイクル)を活発にして糖代謝・疲労物質の代謝を促す働きも期待できます。

・老化・生活習慣病の予防
ぶどうは近年ポリフェノール類を多く含む果物として注目されています。
ポリフェノール類の高い抗酸化作用によって、ぶどうは細胞の酸化を抑えて老化を防ぐ
効果が期待されています。
そのほか、ぶどうに含まれるアントシアニンには内臓脂肪の蓄積抑制効果も報告されていて、メタボリックシンドロームを予防することからも、生活習慣病予防効果が期待されています。

・疲れ目・視力低下予防
赤系もしくは黒系のぶどう、特にその皮の部分にはアントシアニンというポリフェノールが多く含まれています。
アントシアニンは目の網膜に存在するロドプシンの再合成を促す働きがあります。
このため、アントシアニンを補給することで眼精疲労を予防したり、加齢によって起こる視力低下の予防の効果に期待されています。

今、旬を迎えているぶどう。このぶどうに様々な効果が期待できる栄養素がたくさん含まれています。
これは食べるしかないですね。

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