お正月の定番だった「黒豆」とは

黒豆と言えば、お正月の甘く煮た黒豆がよく知られていますが、実は黒豆って大豆だって知っていましたか?

黒豆は「黒大豆」や「ぶどう豆」と呼ばれ、種皮にアントシアニン系の色素を含む大豆の品種の総称です。そのため、大豆と同等の栄養成分に加え、ポリフェノール(アントシアニン)が含まれることから、大豆以上の健康効能があると言われています。

「黒豆」の大豆以上に優れた効果!

黒豆には、イソフラボン・アントシアニン・サポニン・レシチン・トリプトシンインヒビター・大豆オリゴ糖・炭水化物・食物繊維・カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛・銅・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・トコフェロール・ステロール・フィチン酸・葉酸・リノール酸・α-リノレン酸など、健康な身体に必要な栄養素が豊富に含まれていて、効果・効能も素晴らしいんです。

血液サラサラ効果

アントシアニンには、活性酸素を除去し、血液をサラサラに保つ効果があります。黒豆の皮の黒い部分には、このアントシアニンが豊富に含まれています。

骨粗しょう症の予防効果

黒豆や大豆に含まれるイソフラボンには、骨からカルシウムが流出するのを防ぐ働きがあるため、骨粗しょう症を予防する事ができます。

肥満予防・ダイエット効果

サポニンには、腸で吸収されたブドウ糖が脂肪に変化するのを抑え、脂肪の代謝を促す働きがあるため、肥満予防になります。
また、アントシアニンには、脂肪の吸収を抑え、余分な脂肪を排出する働きがあるため、ダイエット効果があります。

白髪・抜け毛予防効果

レシチン、ビタミンEには、頭皮の血行を良くし、白髪や抜け毛を予防する働きがあります。

眼精疲労改善・視力改善効果

アントシアニンには、眼精疲労を改善し、視力を改善する効果があります。

ガン予防効果

トリプトシンインヒビター、フィチン酸には、抗ガン作用があります。
食物繊維は大腸ガンを予防、アントシアニンは活性酸素の増加を防ぎ、ガン細胞の発生を防ぐ働きがあります。

糖尿病予防効果

生の黒豆に含まれている「トリプトシンインヒビター」は体内でインスリンの分泌量を増やして活性化させ、高くなっている血糖値を下げる効果があります。

更年期障害軽減効果

イソフラボンには、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きがあるため、更年期障害を軽減する効果があります。

動脈硬化予防効果

サポニンには、体内で血栓を作るもとになる過酸化脂質の生成を抑制する働きがあります。

高血圧予防効果

大豆タンパク質には、血圧上昇抑制効果があります。

食卓に黒豆を取り入れよう!

その他にも、耳鳴り改善効果、不眠改善効果、便秘予防効果、冷え症予防効果、夜間頻尿改善、関節痛予防効果などがあることが知られています。

黒豆の凄さをしって、是非、食卓に取り入れてみましょう。

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