非必須アミノ酸だが・・・

アルギニンは非必須アミノ酸ですが体内で作り出せる量は少なく、不足した分を食事で補う必要があるため、準必須アミノ酸、条件付きのアミノ酸と呼ばれることもあります。また成長期の子供には十分な量が体内で合成されないため、食事で補給する必要があります。
今ではサプリメントとしてもアルギニンには手軽に購入もできます。食べ物からもアルギニンを取ることもできます。主に大豆や肉、魚などから取ることもできます。そんなアルギニンの効果など少し紹介したいと思います。

成長ホルモンの分泌を促す

成長ホルモンは成長期の子供では骨や筋肉の成長を助け、身長の伸びにつながります。アルギニンは体内で合成されるアミノ酸ですが、成長過程の子供の体内では合成速度が遅いため、準必須アミノ酸として積極的に食品から摂取した方がよいとされています。
また成長ホルモンには食欲を抑える働きがあると考えられ、食欲抑制剤にもアルギニンが加えられています。さらに脂肪の代謝を促して筋肉を強化する効果も期待できることで、筋肉の疲労回復にも良いと言われています。

免疫力アップ

アルギニンは外から侵入してくる細菌やウィルスに対する抵抗力を高める働きや、体内で発生するがん細胞を攻撃する働きがあります。免疫力には細胞性免疫と液性免疫のシステムがあり、互いの力で体を病原菌から守っています。

疲労回復

アンモニアは運動したときに感じる疲労原因の一つです。アルギニンによりアンモニアの増加が抑えられ、疲労回復をサポートする働きが期待されます。アミノ酸のうち、バリン・ロイシン・イソロイシン・アルギニンの4つはTCA回路(エネルギー代謝システム)でエネルギーを効率よく生み出し、疲労の回復を早めます。

美容にも

アルギニンは成長ホルモンを増やすとともに、コラーゲンの生成にも関与しているため、体内でのコラーゲン量をしっかり保つことにより、シワたたるみを防ぐとともに、お肌に弾力を与え、若々しいお肌を保つことが出来るのです。

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岩永美月

ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!

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