スイーツとしても人気

秋の味覚と言えば外せないのが栗ですね。炊き込んで栗ごはんにしても良いですし、人気のスイーツ、モンブランをケーキでいただいても良し、焼き栗にしてそのまま食べても美味しいですね。見た目はトゲトゲした皮の中に入っていて、色も茶色なので凄い美味しそうには見えないですが、いろんな調理法もあり秋には欠かせない食材の一つですね。そんな美味しい栗にはどんな成分が含まれているのでしょう。

タンニン

栗の渋皮にはタンニンと言う成分が含まれています。タンニンにはシミやくすみの原因となるメラニン細胞の増殖を抑制する作用が報告されていて、美白作用や皮膚保護に役立つとされていますね。
他にもタンニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用を持ち、老化の原因となる活性酸素を取り除きます。活性酸素の活動が活発になると悪玉コレステロールが増えて、血管壁に付着して動脈硬化が起こります。それが脳梗塞や心筋梗塞の原因となりますが、タンニンにはそれらの生活習慣病を予防する効果が期待できます。

食物繊維

栗に入っている食物繊維はサツマイモよりも多く入っています。
食物繊維は、便の量を増やして便秘を防ぐほか、最近では、心筋梗塞、糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防に役立つこともわかってきています。

ビタミン類

ビタミンB群も豊富に入っている栗。
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6が入っており、疲労回復効果や老化防止、糖質の代謝をサポートしたりすることで、エネルギーに変わりやすくスタミナアップにも役立ちます。

ビタミンCも入っていますね。
ビタミンCというと風邪の予防にも良いと言われています。しかしながらビタミンCは熱に弱いと言われており、加熱するとビタミンが失われてしまいます。ですが、栗の場合はでんぷん質にビタミンCが包まれており、加熱してもビタミンが失われれるのを抑制してくれます。

なので、栗ごはんや焼き栗にしてもビタミンCは吸収されますね。

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