ベイスターズ、優勝への道 vol.43 〜連夜の奇跡!3試合連続サヨナラ勝利!広島戦〜
1つ1つの勝ち星がベイスターズの優勝につながることを信じて
横浜劇場開幕!奇跡のサヨナラ3連戦!!
横浜ファンにとって、忘れることが出来ない夜が続きました。今シーズンを語る上で欠かせない、または今後語り継がれることになるでしょう!巨人に3連敗を喰らい、沈んでいた雰囲気を一気に吹き飛ばす3連戦となりました。
8/22 vs 広島 18回戦(横浜スタジアム)
完全に負け試合だと思っていましたが、最後まで諦めないチームに奇跡が起こりました。9回裏に奇跡の3連発でサヨナラ勝利です!!
この日の先発はプロ初勝利を目指す飯塚悟史は、初回にロペスの犠牲フライで先制点をもらったものの、2回にエルドレッドにツーランを浴びて逆転を許すと、4回には安部にソロホームランで追加点を奪われます。さらに6回にも1失点を喫し、飯塚はこの回で途中降板。この日もプロ初勝利とはなりませんでした。7回には3番手の田中健二朗が1失点し、これで1-5と完全な負けゲームの様相でした。
横浜は初回の先制点以降、広島先発の野村の前に沈黙していましたが、8回の裏に嶺井博希のソロホームランで3点差に詰め寄ると、最終回にあの奇跡が起こったのです。
2-5で迎えた9回裏、先頭の2番・柴田竜拓がヒットで出塁すると、3番の筒香嘉智が野村を完璧にとらえ、看板直撃のツーランホームラン!これで1点差とすると、続く4番のロペスが野村に代わってマウンドに上がった今井から同点弾!最終回でまさかの同点劇、、、と興奮冷めやらぬ中、まさか5番の宮崎敏郎まで続くとは、もはやこの展開はドラマか漫画のようでした。劇的すぎます!!
クリーンナップの三者連続本塁打となる宮崎のソロホームランでまさかの逆転サヨナラ勝利!横浜、大歓喜の夜となりました。
三者連続本塁打は数あれど、今回のように3連発で一気に逆転サヨナラ勝利は史上初!三者連続本塁打と言えば、やはり阪神のバース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発を上回るものって今までありませんでいたが、これからはこの筒香・ロペス・宮崎が語り継がれることになるでしょう!
ちなみに、この試合で勝利投手に輝いたのは、8~9回を完璧に抑えたドラフト6位ルーキーの尾仲祐哉。この奇跡の勝利が嬉しいプロ初勝利となりました。尾仲にとっても忘れられない試合となったことでしょうね。
8/23 vs 広島 19回戦(横浜スタジアム)
昨日のサヨナラ勝利の勢いそのままに、、、と行きたいところでしたが、序盤に痛い大量失点。この展開で2夜連続の劇的勝利が待っていようとは、、、。
横浜先発はウィーランド。毎回安定したピッチングを見せてくれていますが、この日は立ち上がりを打ち込まれ、初回に2失点。普段であれば、2失点で抑えてくれるのがウィーランドでしたが、続く2回にも3失点を喫し、ウィーランド先発でまさかの5点ビハインドと苦しい試合展開で始まりました。
しかし3回、ウィーランドがツーランを放ち、自身のバットで2点をあげるると、ロペスのタイムリーも飛び出し、この回に3点を返します。この流れを活かしたいウィーランドでしたが5回にさらに1失点を奪われ、5回6失点で降板となりました。
続く5回裏に筒香の2戦連発となるソロホームランで再び2点差に詰め寄ると、なんか今日も起こりそうな予感はありました。7回、2死1・2塁で戸柱恭孝のタイムリーヒットで遂に1点差まで追い上げます!
そして9回裏、再び劇的な展開が!野球はツーアウトから、、、まさしくツーアウトからでした!
9回裏、この日もサヨナラを信じる横浜ファン。しかし、広島の中崎の前に、柴田が内野ゴロ、筒香が三振と簡単にツーアウトを取られましたが、横浜にはこの男がいます。4番のロペス!!土壇場でロペスが2夜連続同点弾となるソロホームランで遂に追いつきました!!
こうなったら、勢いは完全に横浜でしたね。試合は6-6で延長戦に突入すると、10回裏、先頭の戸柱が四球で出塁すると、続く梶谷隆幸が右中間を破るツーベースヒット!これで、一塁ランナーの戸柱が一気にホームまで帰ってきてサヨナラ勝利!!2夜連続で劇的な試合でした。
そして、この日の勝利投手は9~10回を抑えたエスコバーが移籍後初勝利。先発のウィーランドが5失点はしたものの2番手以降の田中健二朗、砂田毅樹、エスコバーがしっかり無失点に抑えたのも勝利呼びこんだ要因でしたね!!
8/24 vs 広島 20回戦(横浜スタジアム)
2夜連続とくれば3夜連続、、、なんて思うのは当然ですが、まさかそんな奇跡が実現してしまうとは、、、この奇跡はなんと57年ぶりだそうです。
横浜先発は今永昇太。5連勝中の今永だけに、この日は広島打線を抑えてくれると思っていましたが、初回に1失点、2回には2失点とらしくない立ち上がり。対して、横浜は初回にロペスの内野ゴロの間に1点を返しましたが、その後は広島先発の中村に抑え込まれてしまいました。
3、4回を無失点で凌いだ今永でしたが、5回に新井にタイムリーを浴び、1-4。この日も広島を追い駆ける展開でしたが、、、不思議と負ける気はしませんでしたね。
そして6回から横浜の怒涛の追い上げが始まりました。6回、ロペスの3試合連続本塁打となるソロホームランで2-4とすると、7回には梶谷のソロで3-4の1点差に!!そして8回、筒香のタイムリーで遂に4-4の同点に!!
そして同点で迎えた9回表にマウンドに上がった山崎康晃が素晴らしいピッチング!三者連続三振で、横浜の勢いを盛り立てると、9回裏に三たび、奇跡が!!
9回裏、2死で代打の後藤武敏。ここで一瞬、決まったかと思いましたね。後藤の打球はライトスタンドに飛び込むかのような軌跡を描きましたが、惜しくもボール一個分くらい足りませんでした。それでもフェンス直撃のツーベースでチャンスを作ると、打席には倉本寿彦。
しかし、倉本は完全に詰まった当りはセカンドゴロ、、、だと思いました。正直、延長戦だと思いました。ところが、倉本の打球は、広島の菊池の前でイレギュラーし、グラブをすり抜け内野安打に!!
試合はまだ終わらない!と思っていたら、後藤の代走で出ていた髙城俊人がこの内野安打で一気にホームを陥れました!!まさかの展開でのサヨナラ勝利となりました!!
ここにきて横浜スタジアムもベイスターズに味方してくれていたかのようでした。ちなみの三試合連続サヨナラ勝利は57年ぶりで、この年は前身の大洋が優勝した年だそうです。あれ、これってなんか暗示してません(笑)
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地元横浜のスポーツチームをこよなく愛しています。
マリノスもベイスターズもビーコルも、頑張れ~
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ベイスターズ 6x-5 カープ
勝:尾仲祐哉(1勝0敗0S)
S:
敗:今村猛(1勝4敗23S)
本塁打
横浜 嶺井博希 2号、筒香嘉智 20号、ロペス 24号、宮﨑敏郎 10号
広島 エルドレッド 25号、安部友裕 2号