清宮の夏、終わる。高校野球西東京大会早稲田実業VS東海大菅生戦を振り返る。
史上最多の観衆が集まった激戦!
初の神宮球場超満員!
清宮、最後の夏は甲子園出場ならず!
7月30日に神宮球場で行われた高校野球西東京大会決勝戦・清宮擁する早稲田実業は、4年連続で決勝進出を果たしている東海大菅生と対戦。
東京都高校野球史上初となる神宮球場満員御礼の3万人の観衆を集め、試合開始2時間前には全てのチケットか完売してしまうほどの注目の試合となった。
試合は東海大菅生優位に試合を進め、投げては東海大菅生の先発・松本が早実打線を封じ、6-2で勝利。17年ぶりとなる夏の甲子園出場を果たした。松本は対清宮にもを3打数1安打と封じ、見事攻略を果たした。
一方、全国の高校野球ファンの期待の的となっていた清宮の甲子園での勇姿を見る事ができす、清宮の最後の夏は終わってしまった。
早稲田実業の守乱がゲームを大きく左右した
早稲田実業の敗戦の決め手となったのが、相次ぐ早稲田実業内野陣の守乱であった。
1-1で迎えた5回表東海大菅生は、二死後、2番・松井が内野安打で出塁すると、3番・小玉の三ゴロを、早稲田実業の三塁手・生沼はバウンドさせながら一塁に送球。これを一塁手の清宮が捕球することができず、ボールが後方のファールエリアに転がる間に、俊足の松井が一気に本塁を突いて、東海大菅生が勝ち越す。この守乱が響きたか、続く片山の左中間を破る二塁打で小玉が還り、5番・奥村治の中前安打で片山も生還し、一瞬のうちに東海大菅生は、この回に3点を入れた。
更に4-2で迎えた9回表には一塁の場面で、2番・松井の一ゴロも内野安打を、清宮が一塁のカバーに入る雪山に投げた球が悪送球となり、この間に俊足の田中は一気にホームを突き追加点。続く小玉の三ゴロを三塁手・生沼がエラーから、4番・片山がライト線ギリギリに入る二塁打を放ち、1点を追加。これがダメ押しとなった。
清宮はじめ、早稲田実業の守備の脆さが招いた敗戦とも言える結果であった。
清宮の進路は!?
これで高校野球生活が終わった清宮だが、これから今後の進路に注目が集まってくる。
プロか?早大進学か?はてまた米国留学か?色んな情報が交錯し、はっきりとしないが、高校通算107本の実力はやはり、すぐにでもプロで見てみたい。
大学で勉強もしたいとなれば、別に引退後にしても遅くはない。
体が若いうちに野球に打ち込んで、プロ野球の世界でトップを走る存在でいて欲しいと心から願う。
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トコトコとコツコツとやっていきます。
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