今週日曜日に中京競馬場にて開催されるダート1400mの「プロキオンステークス」。
昨年は予想圏内の着順で、1着が1番人気のノボバカラ、2着が3番人気のニシケンモノノフ、3着が2番人気のキングズガードといったかたちで、ガチガチな結果と終わり、3連単も45.1倍のイマイチ面白みに欠けたレースになりました。過去のデータを見てみても、割と静かに終わる感じで、特別大荒れするといった傾向にないのがわかるこのレース。ある程度の実績を考慮したかたちでの予想で問題ないのかなと感じます。あとは馬場状態がどうなのか?という点をしっかり見極めることが大切になってくるかと思います。プロキオンステークスが開催される日曜日の名古屋の天気予報は雨マークが付いています。レースにどう影響するか?といったところでしょう。
以下が出走メンバーです。

アキトクレッセント
イーデンホール
ウォータールルド
カフジテイク
キクノストーム
ゴーインググレート
チャーリーブレイヴ
トウケイタイガー
ナンチンノン
ブライトライン
ベストマッチョ
マヤノオントロジー
メイショウウタゲ
レヴァンテライオン

以上、14頭の戦いです。

実績と安定感は健在か!?カフジテイク

この出走メンバーを見る限り、やはり群を抜いているのはカフジテイクではないでしょうか。昨年のプロキオンステークスは9番人気の7着フィニッシュ。スタートで若干出遅れた感があり、後方からのレース。3コーナー12番手で通過す、さらに4コーナーで1つ番手を落としてからの直線。なかなか伸び切らずに終わってしまった昨年のプロキオンステークスでした。国内の前走はフェブラリーステークス。スタートはまずまずも、いつものように控えて後方からのレース。一時は最後方まで下がってからの4コーナー。大外に振ってからの直線でエンジン点火。しかし、反応が鈍く、鋭さに欠けており、この日のカフジテイクはダメかな?と思った瞬間はありましたが、ラスト200mで再度トップギアにチェンジ。まとめて抜き去り、最後はトップのゴールドドリームに1馬身差まで追いついめての3着フィニッシュといった内容でした。
プロキオンステークスはフェブラリーステークスよりも更に200m短いコースとなるため、早めの仕掛けが重要となるでしょう。ある程度のハイペースからのトップスピード戦となればカフジテイクのペースに持ち込めるところでしょうか。

芝スタートがどう出るか!?ベストマッチョ

ここまで9戦5勝の5-2-0-2という戦績のベストマッチョ。
鍵となるのは中京競馬場のスタートが芝という点かなと思っています。今回のプロキオンステークスの出走メンバーに目立つのが脚質が先行を得意とする馬。ベストマッチョも先行逃げ切りを得意とする一頭のため、いかに芝スタートを攻略するかがこのレースで上位を狙えるかの鍵と言えそうです。
今回の出走メンバーを考えた場合、ハイペースとなると基礎スピード面ではキングズガードなどに劣るだろうし、瞬発力勝負となるとカフジテイクにと到底及ばず差されてしまうでしょう。ということで、本命と考えるにはちょっと物足りなさを感じています。しかしキタサンブラックのように総合力で勝負できるレース展開持ち込めれば勝利はあるといったところかなと考えており、更に、馬場状態が悪化すればするほど本命に近づく一頭とも思っています。当日の名古屋の天気予報は雨マークという事で、しっかりと抑えなければならないでしょう。

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