今季初の超高速グラベル!WRC第8戦、ラリー・ポーランド!

6月29日、ついにWRC第8戦となるラリー・ポーランドが開幕します。ポーランドはグラベル(未舗装路)コースではありますが、その平均時速はWRCを代表する超高速ラリーとなっています。

このポーランドを含め、ラリーは残り6戦。ドライバーズ選手権からも目が離せません。総合1位を走るMスポーツのセバスチャン・オジエに対し、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが2位から虎視眈々とその座を狙っていますね。ポーランドも二人を中心にレースが展開されることでしょう。

これまでのグラベルとは違う、超高速のグラベルラリー!

ラリー・ポーランドは、ポーランドの北東部を舞台とする、超高速グラベル(未舗装路)ラリーで、初開催は1921年と、歴史のあるラリーです。1973年にWRCがスタートすると、その初年度からシリーズの1戦に組み込まれましたが、翌年以降は長年WRCに組み込まれていませんでした。その後、2009年に2度目のWRC開催を実現すると、2014年以降は毎年WRCの1戦として開催されています。

ポーランドのステージは緩やかなコーナーが多く、ハイスピードでコーナリングできるため、アクセルの全開区間が長い。同じく高速ラリーとして知られるフィンランドと比べても、道幅は全体的に狭く、目の細かい砂状のグラベルに覆われた路面は全体的に軟らかめで平坦。大きなジャンプも少なめとなっているため、超高速でのラリーが繰り広げられます。

トヨタ、前レースで好成績の3台が超高速グラベルに挑む!

トヨタは今回もヤリ-マティ・ラトバラ、ユホ・ハンニネン、エサペッカ・ラッピのヤリスWRC、3台体制。ここ数戦のグラベルラリーで実戦を積み重ね、先のラリー・イタリアではラトバラが2位、ラッピが4位、ハンニネンが6位と3台全てが好成績を残しました。コースのキャラクターは違うとはいえ、高速ラリーのスウェーデンで優勝しているラトバラには、今回こそ2度目の優勝を期待してしまいますね!

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