新井貴浩(広島カープ)、新井良太(阪神タイガース)

左: 新井貴浩(広島カープ)
右: 新井良太(阪神タイガース)

広島カープの若手のお手本、今やチームには欠かせない新井貴浩選手が兄。
新井貴浩選手といえば、1998年のドラフトで広島カープに6位入団し、MVP1回、ホームラン王1回、打点王1回など獲得した広島カープの25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献したベテラン選手です。
昨シーズンはMVPを獲得し、全盛期ばりの活躍を見せてくれました。優勝を決めた試合の黒田氏との涙を流しながらに抱擁は今でも涙ものですね。
そんな新井選手ですが、実は弟もプロ野球選手なのです。
新井貴浩選手と7歳離れている弟の新井良太選手。
2005年のドラフトで中日ドラゴンズに4位入団。ファームでは輝かしい成績を上げています。2011年には阪神タイガースに移籍し、先のFAで移籍していた兄・新井貴浩選手と同僚になりました。
2011年のシーズンには弟・良太選手が4月19日にサヨナラ安打を放つと、4月22日には兄・貴浩選手がサヨナラ安打を放ち、史上初のシーズンで兄弟揃ってのサヨナラ安打を放つと記録を打ち出しました。
現在は違うチームでプレイしている兄弟。同じチームでもプレイをしていたんですね。

堂上剛裕(ジャイアンツ)、堂上直倫(中日ドラゴンズ)

左: 堂上剛裕(ジャイアンツ)
右:堂上直倫(中日ドラゴンズ)

新井兄弟に並んで有名なのがこの堂上兄弟でしょう。
まずは兄の堂上剛裕選手。
2003年のドラフトで中日ドラゴンズに6位で入団。
愛工大名電高校時代は高校通算46本のホームランを放ち、プロからも注目されていたスラッガー。
2010年のプロ6年目に頭角を現し、2012年にはキャリアハイの85試合に出場し、打率,282、ホームラン4本を放ち活躍しました。しかし、その後、結果を出せず、2014年のシーズンオフに戦力外通告を受けてしまい、育成契約で、ジャイアンツに移籍しました。
続いて、弟・堂上直倫選手。
愛工大名電高校時代から注目を受け、高校通算55本のホームランを放ち、中日ドラゴンズ、阪神タイガース、ジャイアンツからドラフト1位指名を受け、抽選で中日ドラゴンズに入団しました。この時のジャイアンツの外れ1位は今や球界を代表するショートストップの坂本勇人選手でした。
2010年のジャイアンツ戦でプロ初安打を放つと、82試合出場し、打率,263、ホームラン5本を放ちました。
2016年に才能が開花し、ショートのレギュラーとして自己最多の131試合に出場し、打率,254ながら初の規定打席に達し、このシーズンキャリアハイをマークしました。守備も
にも定評があり、中日ドラゴンズの中心選手にまで成長しました。
今シーズンは、6月26日現在まで52試合に出場。今シーズンはサードとして試合出場しています。
この堂上兄弟は、2014年まで中日ドラゴンズで共に戦った同僚でした。

上本崇司 (広島カープ)、上本博紀(阪神タイガース)

左:上本崇司(広島カープ)
右:上本博紀(阪神タイガース)

まずは兄の上本博紀選手。
2008年のドラフトで早稲田大学から阪神タイガースに3位入団。
広陵高校時代は1年生の夏から4季連続で甲子園に出場し、2003年の選抜高校野球では優勝も経験しています。
2014年のシーズンにはキャリアハイの131試合に出場し、打率,276、ホームランは7本をマーク。2014年から2016年まで阪神タイガースの選手会長を務めていました。

続いて、弟の上本崇司選手。
兄の博紀選手と同様、広陵高校に入学し、1年生の秋からレギュラーを獲得するほどの野球センスの持ち主で、2年生の時には1年先輩の現在も広島カープの同僚の野村祐輔選手と共に選抜高校野球大会でベスト8まで勝ち進みました。
2012年のドラフトで、明治大学から広島カープに3位入団。
現在では、スイッチヒッターに転向し、1軍定着とレギュラー奪取を目標に活躍しています。また、ムードメーカーでもあり、雨でノーゲームになった際は、雨の中、ダイヤモンドを一周し、水浸しになりながらホームにヘッドスライディングをするなど、ファンを魅了してくれている選手です。
6月24日の雨天ノーゲームの試合では新井貴浩選手のユニフォームも着て、新井貴浩選手のモノマネをしながらダイヤモンドを一周したのが印象的でした。

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