絶対王者不在。どこが勝ち上がるかわからない面白さ

千葉の高校野球の魅力。
それは何と言っても絶対王者のチームが不在。群雄割拠状態が続いているからこそ、どこの高校が勝ち上がるかわからない面白さがあります。
近県では、埼玉は浦和学院と花咲徳栄。神奈川は横浜か東海大相模。群馬は健大高崎か前橋育英、栃木は作新学院。このようにだいたいこれらのチームが勝ち上がり絶対王者的存在になってますが、千葉の場合は殆ど連覇というケースがありません。
だから年によって優勝候補も変わり、その優勝候補も早々に敗退するケースも少なくない、どこが勝ち上がるかわからない面白さがあります。

公立校も強いから面白い

また首都圏にありながら、千葉県は公立高校も強豪私立と張り合える強さを誇るチームが多いのも特徴です。
2011年に出場した習志野を筆頭に、市立船橋、松戸国際、銚子商業など、上位進出常連の公立高校が見受けられます。
ちなみに1997年から2012年にかけて、千葉県代表校は公立と私立が交互に出場するという時期が続いていました。
それだけ公立高校も力がある戦国状態なのです。

ダイジェスト番組が全国屈指の充実ぶり

千葉の高校野球を盛り上げる大きな役割を果たしているのが、チバテレビが大会期間中に放送しているダイジェスト番組です。
千葉ではダイジェスト番組を2つも行なっています。
その充実度間違いなく全国屈指です。
駅前などのサテライトスタジオを設け、一般視聴者も観覧し、番組に参加できる。夕方に放送されている「高校野球全力応援TV ガチファン」と、夜に放送されている「高校野球ダイジェスト」があります。
特に「高校野球ダイジェスト」は1時間の尺を使っています。(ちなみに埼玉は30分)
全試合の試合模様の紹介、応援FAXの紹介など放送内容は充実。
MCも高校野球経験者を起用し、経験者独自の目線から語ることのできる熱い番組進行は、観るものを惹きつけます。

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