ベテランの去り際

プロ野球選手には様々な去り際があります。今年は現役最年長で千葉ロッテマリーンズの井口資仁選手が引退を表明し、今年限りでユニホームを脱ぐ事になりました。井口資仁選手のように自分から引退を表明する選手は少なく記録を残している選手が多いですね。他の選手は戦力外通告を受けたり、けがなどで退く選手も多いことは事実です。
球界最年長とはいえ井口資仁選手は43歳です。ファンからするとまだまだ出来そうな感じもありますが、このタイミングだったのでしょう。
今回は現役選手から井口資仁選手の1つ下の代を紹介したいと思います。

1975年生まれ(42歳)

松井稼頭央(東北楽天ゴールデンイーグルス)

球界を代表するスイッチヒッター(両打ち)ですね。西武ライオンズ時代はショートで主に1番や3番を打っていました。持ち前のバネを活かし広い守備範囲や、盗塁王を3回獲得しています。2002年には打率.332本塁打36本盗塁33個でトリプルスリーも達成しています。メジャーにも挑戦し、先頭打者本塁打を9回も記録しています。勢いをつけてくれる選手でもありますね。現在は出場回数は減っていますが、2017年4月22日に本塁打を放ちNPB通算200号を達成し、スイッチヒッターで2000本安打200本塁打は史上初。スイッチヒッターでは最強バッターと言えるでしょう。しかし42歳という年齢から衰えはあるでしょうが、松井稼頭央選手の試合を多く見たいですね。

1975年10月23日生  身長177cm  体重85kg  右投 左右打
PL学園高
1993年ドラフト3位

福浦和也(千葉ロッテマリーンズ)

ロッテひと筋24年目を迎えたベテラン。昨季は36試合の出場にとどまるも、スタメン時はすべてクリーンアップで起用されるなど存在感を発揮した。球界屈指のヒットメーカーで2000本安打まで残り55本(6/24現在)としています。今年中の達成を期待したいですね。2001年には打率.346で首位打者も獲得しています。福浦和也選手も出場数は激減していますが、持ち前のバットコントロールでチームに貢献し記録も達成してもらいたいです。

1975年12月14日生  身長183cm  体重88kg  左投 左打
習志野高
1993年ドラフト7位

最後に

40歳を超えて一線級の選手達と対戦するというのは、並大抵の努力では難しいでしょう。体力的な衰えも否めないですが、体力と気持ちを保つ事も必要ですね。気持ちはバリバリでも体力的についてこないなどで、引退する選手もいます。上記の2人はまだまだ現役なので、これからの活躍をもっと見たいですね。

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