あらすじ

あしたのジョーの作者で有名なちばてつや氏の弟、ちばあきお氏の作品で、1972年「月間少年ジャンプ」にて連載開始。

野球の名門青葉学院から墨谷二中に転校してきた主人公・谷口タカオは、野球部へ入部するためにグラウンドを訪れ、練習に参加しようと青葉時代のユニフォームに着替えた。そのユニフォームに気付いた野球部員は、勝手に谷口を名門青葉のレギュラー選手だったと思いこんでしまう。しかし実際は、谷口は2軍の補欠でレギュラーにはほど遠い選手だった。そのことを気が弱くて言い出せない谷口は、周囲の期待に応えるべくすさまじい陰の努力を続け、ついにはキャプテンに選ばれるまでになり、チームを引っ張っていく。

谷口の卒業以降も、丸井、イガラシ、近藤と歴代のキャプテンを描き連載は続き、墨谷二中野球部が強豪へと成長する様を描いた野球漫画です。

支持されている理由

60年代から70年代にかけての野球マンガといえば、巨人の星や侍ジャイアンツなど、魔球などの非現実的な技を活用する熱血野球漫画と違い、欠点も持ち合わせた等身大のキャラクターが、仲間と一緒に努力しながら成長していく過程を描き、スポーツ漫画としての新たなスタイルを築き上げ、現在にに続く王道野球マンガの元祖といえる存在なのです。

あのメジャーで活躍するイチロー選手は、少年時代、このキャプテンを愛読していた事で有名で、野球に取り組む姿勢に多大なる影響を与えたものとされています。オリックス入団した際の入寮時に、「キャプテン」のコミックス全巻持ち込んだという逸話もあります。

4月から続編が連載開始!

そんなキャプテンが4月から、「グランドジャンプ」にて続編として復活連載します。

作者のちばあきお氏は既にお亡くなりになってしまいましたが、「グラゼニ」の原作者のコージィ城倉氏が執筆する事となりました。

コージィ城倉氏の絵のタッチは、あのちばあきお氏が描いた「キャプテン」に似ているので、違和感なく描けると思います。

どんなストーリーになるか。4月から待ち遠しいですね。

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