プロ野球観戦って少し特別感が出たりしませんか？例えば、普段なら節約をしてビールではなく発泡酒を飲んでいるくせに、球場で観戦中は雰囲気もあってか、一杯700円もする生ビールを注文したり、唐揚げやポテトのセットなんて普段は頼まないくせに、1セット450円もする唐揚げ＆ポテトを食べたりと、物価がかなり高い球場内では、何故か財布の紐が急激にユルユルになってしまったりしますよね。私もそうなのですが、あの現象って一体何なのでしょうね。それはおそらく、非日常的な解放感を含めた、普段の張り詰めた糸が一瞬だけプッツンと切れてしまう現象なのでしょうね。
さて、それはさておき、各球団では選手がプロデュースする「お弁当」というのを販売しています。ということで、12球団の選手プロデュースのお弁当を紹介したいと思います。
まず第一弾は埼玉西武ライオンズ編です。

とにかく遠くに飛ばす技術を持っている選手といえばこの人、中村剛也選手でしょう。
その中村剛也選手がプロデュースするお弁当は、中村選手の出身地である大阪にちなんで「串カツ」をメインにしたお弁当です。
以前は、白米に合うおかずとして「ハンバーグ」をメインに、「厚切りヒレカツ」「鶏唐揚げのチリソース」など、思わずご飯を“おかわり”したくなるようなお弁当に仕上げていたおかわり君弁当ですが、串カツメインにしてきたということは、お酒をおかわりしたくなるといった、少し大人テイストにしたのかな？と思いました。しかし、その内容は、お弁当の中心には3本の「串カツ」が入っており、さらには「たこ焼き」や「やきそば」などの大阪グルメに加え、ご飯もたっぷり280ｇとなり、いかにも中村選手らしい、大食いにはたまらないボリューミーな内容で仕上がっています。
これを食べて中村剛也選手のおかわり弾を期待しましょう。

埼玉西武ライオンズ打線の切込隊長・秋山翔悟選手。先月行われたWBCでも日本代表のセンターを守った、まさに日本球界を代表する選手へと成長しましたね。
その秋山翔吾選手がプロデュースするお弁当とは、「秋山ガンバレ！弁当」です。バッターボックスに登場する際のテーマソングがブルーハーツ「人に優しく」。その際の歌の最後のパートが「・・・ガンバレ〜」からとったネーミングでしょう。
お弁当の内容は、本人の大好物である「鰻」をご飯の上にまぶし、さらにカレーで有名な横須賀出身ということもあり、「ライスカレーコロッケ」、また大好物の「ホワイトソースハンバーグ」などを詰めん混んでいます。
1回裏から切り込んでいただき、先制点もぎ取ってもらいましょう。

最後に、今年から埼玉西武ライオンズの主将として大活躍中の、浅村栄斗選手。
今年から埼玉西武ライオンズの伝統の背番号3番を受け継いぎ、ここ最近低迷中の球団を盛り立てています。
そんな浅村栄斗選手がプロデュースするお弁当とは、「浅村焼肉重」です。
ザ・シンプル！シンプルイスザベスト！いったところでしょう。
「焼肉にしてもいいっすか！」という浅村選手の一声から生まれた「浅村焼き肉重」。甘辛タレの牛カルビとステーキソースがかかった牛サーロインをご飯にのせてあります。
とにかくガッツクにもってこいの逸品ですね。

運動するにも、応援するにも、とにかく生きるためには絶対不可欠な栄養分。
応援する選手のプロデュースするお弁当なら、栄養だけではなく、元気も湧いてきそうですね。