何故卓球は子供が大人と対等に戦えるのか!?

日本だけでなく、世界中が驚く番狂わせが起きました!
ドイツで行われている卓球の世界選手権男子シングルスの2回戦で、史上最年少の13歳で日本代表となった張本智和選手が、リオデジャネイロ五輪銅メダリスト水谷隼選手を4-1で破る快挙を成し遂げました。
張本選手その後も、勝ち進み、最終的にベスト8まで進出を果たしました。
卓球は今回の張本選手だけに留まらず、子供が第一線の舞台で活躍の目立つスポーツともいえます。
女子では福原愛選手をはじめ、石川佳純選手、平野美宇、伊藤美誠選手らは、小学生の頃から大人に混じって全国大会に出場。中学生になると世界の舞台で活躍しています。
何故、卓球は小中学生から大人の一流選手と戦い会えるのか?
その秘密に迫ります。

パワーをあまり必要としないから

卓球が他の球技と違い、小中学生から大人の一流選手と戦える理由。
それはパワーをあまり必要としない条件が一番に挙げられます。
野球で比較しますと、140キロの豪速球を子供が外野まで打ち返すのはかなり難しいでしょう。
しかし卓球の球はご存知の通り、とても軽いです。
大人が強いサーブを打っても、反射神経さえあれば、子供でも十分返せます。
反射神経も経験数により高められるものです。
張本選手や福原愛選手らは幼少期から卓球に触れていますので、キャリアとしては十分です。
なので大人の速いサーブにも対応ができるから、対等に戦えるのです。

体力と身体能力は他競技に比べて重要視しないから

卓球が子供でも大人に勝てるもう一つの理由、それは他の球技に比べ体力を要しない点があげられます。
卓球でのプレイ範囲は卓球台内のみのため、特に走る必要もありません。
卓球で必要とされるのは、「大きく動ける脚力」ではなく、「大きく動ける足の運び」です。一方、走る競技となれば、体力も足の速さも、大人との差は歴然です。
そのため、卓球は体力よりも技術の方が大きなウェイトを占める事もあり、子供でも勝つチャンスがあるのです。

子供の背丈の方がサーブを返しやすい

そして卓球は子供だからこそ有利な点もあります。
それは背が小さい事で、コートが大人より、子供の方が目線でボールを追えるからです。
卓球はどうしても姿勢を少し猫背気味の前かがみになって、構えて打ちます。
しかし小さければそのような動きづらい姿勢もあまりせずに打てるので、反応しやすいわけです。

以上の事から、卓球界では小学生から活躍するスーパースターが生まれる理由です。
それでも今回は技術も勝るはずの水谷選手を破る張本選手の快挙したものです。
これからの成長が楽しみで仕方がありませんね。
東京オリンピックではどんな活躍を見せるか注目です!

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