女性が不足しがちな栄養素はご説明しましたが、当然でありますが、男性にも不足しがちな栄養素も当然あるのですが、それはいったいどんな栄養素なのでしょうか。

亜鉛

男性が不足しがちな栄養素として代表的なのが亜鉛になります。
日本人の9割が不足していると言われる亜鉛ですが、亜鉛不足から起きる現象は、男性ホルモン不足・味覚障害・薄毛と言われています。

亜鉛は活性酸素という体内最強の毒素を無毒化する抗酸化酵素が働くのに不可欠なミネラルです。そればかりか、カラダの中の2百数十種類の酵素の働きを助けてもらってるので、不足してしまうこういった現象が起きてしまいます。

亜鉛が多く含む食品としては、肉類(牛もも肉、豚レバー)、うなぎ、いわし、魚介類(特にカキなどの貝類)納豆、アーモンド、高野豆腐、海草類です。

ただし上限量は30mgとなっています。
食事でオーバーする事はないですが、サプリメントで補給する際は、摂取量に気をつけてください。

ビタミン・ミネラル

女性と比べてかなり不足がちなのが、ビタミンとミネラルです。
何かと外食するケースが女性と比べて多めの男性。
また、女性と比較しても、外食時に野菜などのを摂取する事が少ないのが男性ですので、それらの要因が重ねって、ビタミン・ミネラルが不足しがちな成分となります。

ビタミンやミネラルが不足すると、風邪をひきやすくなる、注意力が不足するといった症状のほか、うつ症状が出てくるケースもあるという。
これを防ぐためにはバランスのよい食事をとることが大切です。
意識してとることが難しい方は、ランチの時は丼ものとかばかりではなく、定食を選ぶとよい。
主食と主菜と副菜がセットになっていて、自然とバランスのとれた食事になりますよ。

新型栄養失調に注意

栄養失調は低栄養からくるものであり、栄養過多の現代人には無縁のものと思われていましたが、ここ最近では3食きちんと食べているのに栄養失調になる人が増えているそうだ。
こうした現代型の栄養失調は「新型栄養失調」と呼ばれます。
新型栄養失調は高齢者に多いという。食事がおかゆ中心で、肉や魚をほとんどとらないため、たんぱく質不足になることが主な原因でしたが、さらに最近では、働き盛りの40代や50代の男性でも新型栄養失調に陥るケースが増えているという。

中高年男性が陥る新型栄養失調は、野菜不足によるものが多い。食事をおにぎりだけで済ませたり、単品の丼物を食べたりするような栄養バランスの悪い食生活が原因です。

バランスの悪い食事は体に良いとは言えませんので、外食やコンビニでご飯を済ます際でも、野菜を一品つけてみるのもよいでしょう。

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