バントの記録と言えばあのレジェンド

プロ野球と言えば華やかなホームランや華麗な守備などが目にいきがちですね。しかし野球とは勝負の世界です、勝ち為にはホームランだけでは勝てません。いかに得点圏にランナーを置いて、確率のいいバッターに繋ぐか、ワンヒットにかけ1点をもぎ取るのが野球です。
そんな日本の野球が良く言われるスモールベースボール。
バントなど小技を使う野球の事ですね。
そんなバント(犠打)のプロ野球記録は、
元巨人の川相昌弘さん533犠打です。
その記録に迫ろうとする若武者を少し紹介したいと思います。

今宮健太(福岡ソフトバンクホークス)

今宮選手と言えば、肩の強さと守備範囲の広さで、今年は主に2番バッターを打つ機会が多い選手ですね。
2013年から3年連続でパの最多犠打を記録。昨年は中島卓也(日本ハム)に次ぐ2位に終わりましたが、リーグ屈指のバントの名手ですね。
通算犠打数は232で歴代26位、現役でも5位。通算数では大したことはなさそうに思えますが、そのペースは驚異的です。

1試合あたりの犠打数に換算すると
755試合/232犠打 .307 ※24日現在

レジェンド川相昌弘さんの場合
1909試合/533犠打 .279

数字だけ見ると川相昌弘さんの記録を大きく上回っています。
今宮選手はまだ26歳と若く、ケガもなくこのペースでいくと
33歳で大記録に手が届くのではないのでしょうか。

菊池涼介(広島カープ)

広島カープの2番と言えば菊池涼介選手ですね。菊池選手もセカンドで守備の要で昨年のリーグ優勝の立役者でもあります。実は今宮選手の背中を追いかけるように犠打を量産しているのが菊池涼介選手です。

1試合あたりの犠打数に換算すると
674試合/198犠打 .294
今宮選手に次ぐ高い確率です。菊池選手もデビュー5年で3回リーグ最多犠打を記録しています。

最後に

最近では2番バッターに強打者を置いたり、チーム方針でバントをしないチームなどありますね。しかしこの2人は典型的な2番バッターとして犠打を量産していますね。強力打線を持つ両チームには欠かせない存在ですね。
守備で盛り上げ、攻撃も犠打で送りスモールベースボールの役割全うしている2人の犠打がどこまで伸びるのか楽しみですね。

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