フランチャイズプレーヤー

4月24日からシリーズとしてご紹介しているフランチャイズプレーヤー。もう1度おさらいしておきますと、フランチャイズプレーヤーとは、入団から引退まで同一のチームで活躍し続けてきた選手を指します。そのシリーズ第3弾は、にわかプロ野球ファンや、野球未経験者なら知らない人も多いのでは?と思う選手です。
今回は埼玉西武ライオンズで活躍中の栗山巧選手をご紹介させて頂きます。

埼玉西武ライオンズ 1 栗山巧

1983年9月3日生まれの兵庫県神戸市出身のプレーヤーです。
第2弾でご紹介した、同じ埼玉西武ライオンズの4番打者・中村剛也選手とは同級生にあたり、共に同じ年のドラフト選手になります。ちなみに、栗山巧選手はドラフト4巡目の指名で西武ライオンズに入団しました。
小さい頃から、周りの環境にも恵まれていたようで、同じ少年野球団の同級生には、早稲田大学最強時代の一員で、現・東京ヤクルトスワローズの武内晋一選手がいたり、一級下には現・東京ヤクルトスワローズの坂口智隆選手がいたりと、良きライバルが身近にいたようです。
高校時代は兵庫の強豪・育英高校に進学し、甲子園も春・夏1度づつと2度経験し、3番レフトで活躍。いまのプレースタイルからして想像つきませんが、高校通算47本塁打も放っています。

ライオンズ入団後の活躍

2001年のドラフト4巡目で西武ライオンズに入団。背番号は「52」でした。
入団からの3年間は2軍生活となりましたが、好成績をしっかり残し、フレッシュオールスターにも選出されています。その後着々と実力をつけ2番レフトとしてレギュラーに定着。2008年には1番片岡、2番栗山、3番中島、4番ブラゼル、5番G.G佐藤、6番中村と、走攻守抜け目ない強力打線で日本一を獲得。打率.317、出塁率.376、72打点、そしてタイトルも獲得し、最多安打とその年のベストナインにも選出されました。
2010年には、外野手としては球団史上初の144試合フルイニング出場を、2年ぶりの3割超となる打率.310に、共に自己記録を更新する出塁率.400、74打点を記録。2度目となるベストナイン選出もされています。

名実ともに埼玉西武ライオンズの顔

怪我にも強い選手でもあり、2010年、2011年、2013年、2014年は、年間144試合に出場。これは両リーグトップの功績。打率もここまでで.289、出塁率.378と計算できる選手になっています。
ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞1回。
そして埼玉西武ライオンズを泣かせた「生涯、埼玉西武ライオンズ宣言」をしました。

勝利に向かって 進め今こそ 生み出せチャンスを いざ栗山

低迷中のチームを救うことができるチャンスメイクができるか!今年も栗山巧選手に注目です。

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