今、野球少年が激減している!

「子供の頃所属していた少年野球チームがなくなった」「隣のチームと統合した」
実は最近、野球に携わってる大人の間で、そんな会話が多くなっています。
現在、プロ野球も高校野球も、スタンドに多くの観衆がつめかけ、野球人気が健在と思われていますが、将来の野球界を担う野球少年たちが激減しているのです。

野球人口の減少が顕著に表れている恐ろしいデータがあります。
学校の体育系部活動を統括する「日本中学校体育連盟」の競技別生徒数によると、軟式野球部に属する2016年度生徒数は、男女合わせて18万7752人。5年前の2011年度と比較すると、なんと3割強も減少しています。
2012年度までは野球部員が最多だったのが、2013年度にはついにトップの座をサッカー部に明け渡し、2016年度まで、サッカー部と野球部の部員数の差は開き続けています。バスケットにも抜かれる勢いです。少子化もあってサッカーやバスケットも競技人口が増えているわけではなおですが、子供の野球人口減少はケタ違いとなっているのです。
今は良いかもしれませんが、近い将来、今は人気のプロ野球や高校野球にもしわ寄せが一気にくるかもしれません。

子供たちが野球をやらなくなった原因とは?

野球を観る機会が減った

10年ほど前から、巨人戦の地上波テレビ中継がほとんどなくなり、子供達が野球に興味を持つ環境ができにくくなっているのも影響してます。
また、サッカーやバスケットだけでなく、様々な競技が注目されるようになり、昔のようにスポーツの人気も野球に集中しているのでなく、分散化傾向にあるのも影響されています。

野球ができる環境が減っている

近年、公園での安全性に対して厳しくなり、野球をする事を禁止にする公園が増えているようです。そのため、子供達はおのずと野球に触れ合う機会を失われ、気軽にできるサッカーに興味が行ってしまうようです。

親が野球をやらせたがらない

子供達だけでなく、大人たちも野球に対する抵抗感を持つようになっているのも原因となっています。まず野球は道具を揃えるのにお金がかかる問題です。
近年、日本人所得が減少、増税や物価の値上げもあって、家計も切り詰めなければならなくなっています
そのためスポーツをやらせるなら、バットグローブなど高価な道具を使わなければならない野球より、ボール1つで手軽に始められるサッカーをやらせたい家庭が多い傾向にあるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
以上が野球人口減少が引き起こっている原因です。
次回はどのようにして野球人口減少を食い止めていくか、対策を提言していきたいと思います。

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