ダルビッシュ有

テキサス・レンジャーズに所属するダルビッシュ有投手が、23日(日本時間24日)に本拠地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に先発登板。2014年6月以来となる8回を投げ、5安打1四球8三振2失点の好投で今季2勝目を飾った

レンジャーズのジェフ・バニスター監督も試合後のインタビューでダルビッシュを絶賛した。「ゲームが進んで行くにつれて、ダルビッシュは強くなっているように見えたよ」この日のダルビッシュは4回から8回までの5イニングで打たれた安打はわずか1本のみ。完全に試合を支配していた。

また、投手コーチのダグ・ブロケイルも、この日のダルビッシュの投球には舌を巻いた。「彼は驚異的だった。疲れているようなサインがどこにも見当たらなかったよ。だから、我々は彼の腕が健康なことがわかるし、彼が100球以上投げることができるのも分かるのさ」

 前回は、快投からのまさかの悔しい6回途中降板となったが、この日はしっかり調整してきたダルビッシュ。この投球が続けばサイ・ヤング賞といった大きなタイトルも見えてくるだろう。

前田健太

ロサンゼルス・ドジャースに所属する前田健太投手が、22日(日本時間23日)に敵地でアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。5回を投げ83球、9安打、4本塁打、5三振、6失点という結果だった。

初回にヘルナンデスの本塁打で先制点をもらった前田だったが、1回裏に昨季打率.467とMLBで最も打たれていた4番・ラムに逆転の2ラン本塁打を許す。さらに、続くトマスにも右中間へソロアーチを叩き込まれ、初回に3失点を喫してしまった。

 2回には1死から連打でピンチを迎えた前田だったが、この回は3番・ゴールドシュミットを中飛に抑え、なんとか0点に抑える。3回にはこの日初の三者凡退を記録し、調子を取り戻したかと思われたが、4回に2ラン本塁打を浴び5失点とする。

 5回もマウンドに上がった前田は、1死からトマスにまたしても本塁打を叩き込まれ、6失点。前田は6回表の打席で代打を送られ退いた。この日の成績は5回を投げ83球、9安打、4本塁打、5三振、6失点とした。

 前回登板でも、ダイヤモンドバックス相手に4回4失点と捕まった前田。この日の登板では修正が期待されたが、さらに悪い結果となってしまった。4本塁打、6自責点はMLBに来てから自己ワースト。前田にとっては最悪の4月が続いている。

最後に

今年は日本人メジャーリーガーの先発投手達がことごとく黒星スタートを喫しています。
特に2年目前田健太投手は本塁打を打たれるケースが目立ちます。
2年目のジンクスを払拭してほしいですね。

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