現在の高校野球界をリード

大阪桐蔭野球部は1988年(昭和63年)に創部と、まだできて30年も満たないどちらかといえば新しい野球部です。
しかし甲子園出場は早く、創部4年目の1991年に春のセンバツ大会、夏の選手権大会ともに甲子園初出場を果たしています。1991年春のセンバツ大会は、エースの和田友貴彦が1回戦の仙台育英高校戦でノーヒットノーランを達成するなど、ベスト8に進出。そして夏の選手権大会では、決勝スコア13-8で沖縄水産高校に勝利し、初出場・初優勝の快挙を成し遂げています。創部わずか4年目での夏の全国制覇は、今も続く史上最速の記録でもあります。
その後しばらくは、PL学園を筆頭に、上宮、近大付属といった強豪校の壁に跳ね返され、甲子園出場できずにいましたが、2002年夏の選手権大会で西岡剛(現阪神)を擁し、甲子園出場を果たすと、2005年夏にはベスト4。2008年夏には17年ぶりとなる優勝。
そして2012年には史上7校目となる春夏連覇を果たし、全国屈指の名門校の名を確立させました。
先日の選抜では、履正社との史上初の大阪同士の決勝戦を制し、春夏通算6度目の優勝を果たしたばかりです。
まさに大阪桐蔭は現在の高校野球のトップに君臨するチームといっても過言ではありません。

圧倒的な勝率!名将・西谷浩一監督

大阪桐蔭を名門校に仕立て上げ、率いているのが西谷浩一監督です。
1998年に監督に就任して以降、通算13回の甲子園出場を果たし、42勝8敗と圧倒的な勝率を収める名将です。
抜群のスカウティング能力で、大阪のみならず全国各地へ出向いては有望な選手を引っ張っていき、そして一流選手へと育て上げています。
またチーム方針も従来の上下関係の厳しさをなくし、全国の有望選手が入りたいと思えるような、やりやすい環境を作っているのが、強さの秘訣にもなっています。

一流のプロ野球選手を多く輩出

大阪桐蔭は多くのプロ野球選手を輩出していますが、一流選手として大活躍する選手もたくさんいるのが特徴です。
今回のWBCで出場した選手で、大阪桐蔭出身は、中田翔、平田良介、藤浪晋太郎の3名もいます。
それ以外にも、浅村栄斗、森友哉、中村剛也、西岡剛などタイトルも取った経験のある選手がずらりと揃っています。
まさにプロで成功する選手が育つ野球部とも言えます。

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