みなさんは高校野球でのピッチャーの球数の制限があるのをご存知でしょうか。
昔の様に1人のピッチャーが1日で150球投げたりする事は減りましたね。
今回はそんな高校野球の夏の選手権の球数制限について紹介したいと思います。

球数制限

・1人の投手の投球数が1週間で500球に達した場合(登板中に達した場合は打者との対戦が完了するまで)、それ以上投げることを認めない。

・降雨などノーゲーム、再試合となった試合の投球数も制限にカウントする。当初の日程から雨天などにより試合数が増えた場合でも、1週間内の投球数を500球を超えることはできない。

・運用ルールでは、試合前のメンバー表交換時に、大会本部が両チームに過去6日間の試合で登板した投手の投球数が記された表を配布する。チームはどの投手があとどれだけ投げられるかを確認して、試合に臨む。

・グラウンドでの運用は、審判にゆだねられる。登板中の投手の1週間の総投球数が450球前後になったところで、幹事審判が球審に連絡。500球に到達した場合、球審がその打者との対戦完了後、ベンチに投手交代を促す。降板した投手は再登板できない。そして試合後には、公式記録を用いて、再び両チームに各投手の投球数を確認してもらう。

制限の背景

これらの規定は、選手の健康を最優先に考えたものであり、特に若い選手たちの将来を守るための措置です。無理な連投や過剰な負担を避けることで、選手が長く野球を続けられるよう配慮されています。

このように、全国高等学校野球選手権大会では、選手の健康とパフォーマンスを保つために様々な投球規定が設けられており、関係者はこれを遵守しながら大会を進行しています。

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